経済の勉強は“大縄跳び”のようなもの
「プレジデント ウーマン」10月号は、「大人の学び直し『経済&歴史』」特集。
経済編では、研修などで2000人を超える“経済オンチ”を救ってきた雇用ジャーナリスト、海老原嗣生さんの授業を図解入りで再現しました。
海老原さんによると、経済の勉強は大縄跳びのようなもの。外にいる人が中に入ろうとするときは難しいけれど、一度入ってしまえば後は数センチジャンプするだけでいい、ということなのです。妙に納得。
誌面では、これだけ頭に入れておけば大縄跳びに入れるという、経済のキーワードを厳選して解説しています。実は取材前の仮タイトルは「経済のしくみがわかるキーワード7」というものだったのですが、取材開始から数秒後、海老原さんから「2つにしません?」という提案が。取材現場での想定外の展開は日常茶飯事ですが、まさかの7分の2!
ところが編集作業を進めるうちに、それがナイス提案だったことに気づかされました。
「金利」と「為替」のしくみ。この2つがわかれば、アベノミクスもトランポノミクスも、そのほかのニュースも一気に理解が進むようになる、そんな構成に仕上がっています。
一方の歴史編では、「5000年分の世界史を2ページにまとめてみた」という少々無理のある企画に挑戦。編集部からの難題を快く引き受けてくださったのが、社会のしくみ研究家の秋田総一郎さん。プレジデントウーマンの読者のために、「世界史の中の日本史年表」も作成してくださいました。忙しい人も、苦手な人も、短時間でまるっと歴史の流れを頭に入れられます。
そしてそして、世界史の茂木 誠先生(駿台予備校)と日本史の金谷俊一郎先生(東進ハイスクール)という、今人気の2大カリスマ講師が誌上で共演するという夢のコラボ企画も。今、私たちが直面する課題を、長期的な視点から語れる教養が身につきます。
「奇跡の授業」と「夢のコラボ」。どうぞお見逃しなく!