英語を「読む」「書く」はできても「聞く」「話す」が苦手なビジネスパーソンは多い。英会話イーオンに通い、それを克服したという松田正彦さん。全国に250教室を展開し、受講更新率が7割を超える同校の特色を聞く。
独学の限界を感じ英会話教室へ
話すことの大切さを実感
松田正彦さん(48歳)は、イーオン新横浜校に通いだして3年余りになる。英語はそれ以前から、TOEIC(R)テストのスコアを指標にして勉強を続けていた。
「入社したころと2009年にアメリカへ出張したとき、英語がわからなくてつらい思いをしました」と松田さん。手品が趣味で、マジック世界大会に出場するほどの腕前だが、そこでも英語で行われるリハーサルに戸惑わされ、勉強を始めた。しかし「一人の英語学習には限界がある」と感じるようになった。
「TOEIC(R)テストの成績は800点台に達していましたし、読む、書くは大丈夫。でも、聞き取りが苦手でした。会話も、頭の中で正しい文章を組み立てようとするので、すぐに言葉が出ません。相手がいないとだめだと思いました」
それが英会話教室に通おうと思ったきっかけだったという。
「人と話すことが大事だというのは、イーオンに入って改めて実感しました。独学では、口語表現がうまく使えませんし、言い回しも単純になってしまいます」
場面に即した多彩な表現やフレーズを正確にマスターする
松田さんは、半導体の設計・開発をする会社に勤めている。営業職で、海外の展示会などで製品技術のプロモーションを担当。この10カ月ほどの間に5回、海外の展示会に赴いた。
「説明内容は、あらかじめ準備されているのですが、それでも相手の問いかけにスムーズに応じられなければ会話が成立しません」
イーオンのレッスンは、少人数のグループ制。話す機会が多いのに加え、ネイティブ教師、受講生の対話から表現の工夫をくみ取れる。日本人向けに開発された教材は、「多彩なシチュエーションが設定されていて、システマティックに英文を覚えることができる」と松田さん。さまざまな場面に即したフレーズを実践的に練習できるところがいいと評する。
「レッスンでは、聞く、話すの場数を踏めるので、自分で表現を工夫する基盤がつくれます」
イーオンで学ぶようになってから、英語での発話の戸惑いや苦手意識はなくなったという松田さん。
「以前に海外の展示会でご一緒した方と、別の展示会で再会したのですが『松田は英語が上達した』と言っていたと、人づてに聞きました。うれしかったです」
イーオンでは11段階ものレッスンレベルを設定し、受講生は自分に合ったレベルからスタートできる。厳しい採用基準で選ばれた外国人教師と日本人教師がきめこまやかにアドバイス、サポートしてくれる。レッスンレベル6からスタートした松田さんは現在、最上級のレッスンレベルに。TOEIC(R)テストのスコアも960点を取得するまでになった。
「日本のビジネスパーソンは、仕事の話はできるが、雑談ができないといわれます。仕事以外のシチュエーションでの会話もさらに磨いていきたいです」
いろいろなトピックに触れ、どんな話題にも対応していける英語力を養いたいと松田さん。そのための引き出しづくりに、イーオンのレッスンは貢献しているようだ。
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