バリキャリ女性が狙うべき高収入男性とは

先に述べた、高収入男性が妻たる女性に求める3つの素養が備わっていても、ネックになるのは年齢です。やはり結婚となると、出産を意識するなどの理由から、若さが優先されることも多くなります。

ここでポイントとなるのが、若さというのは相対的なものであるという点です。例えば、20歳から見れば30歳は微妙な年齢ですが、40歳から見れば30歳は願ってもない若い年齢となります。高収入男性から「若い!」と思われれば、3つの素養を持ったバリキャリ女性は、妻の最有力候補として一気にのし上がります。

では、「若い!」と思われる基準とは?

目安ですが“7歳差”以上です。女性が35歳だとすれば、男性は42歳より年上の人ということですね。昨今、女性も35歳を過ぎると結婚相手として年下の男性を希望するケースが増えています。そして相手が5歳以上年上になると、男性も女性も躊躇(ちゅうちょ)し出します。つまり、42歳の高収入男性が、主に37歳以上の女性からアプローチを受けているところへ、35歳の女性が名乗りを挙げると「若い!」ということになるわけです。

お相手の対象年齢を“5歳差”から“7歳差”に引き上げるとき、注目すべき点は「お相手の対象が広がる」ではありません。「あなたが最年少候補となる確率が格段にあがる」です。

最年少候補となる最大のメリットは、男性に対して望む条件について、年齢以外を高く据え置いたまま婚活ができる点にあります。例えば、38歳の女性が、相手に望む条件として「年収1000万円以上」を挙げたとします。普通は、「理想が高過ぎる」となりますよね。しかし相手を“7歳差”の45歳以上に限定することで、女性の年齢を理由とした門前払いの確率が下がるのです。「会う前にお断り」でなければ、年齢以外の自分の魅力をもってして、相手との関係を築くチャンスが得られます。つまり、人間力によって条件のいい人をつかまえるためには、相手の年齢を“7歳差”以上に引き上げるのが、手っ取り早く有効な方法となるのです。