動くからやる気が出る

やる気は、行動した後に脳の側坐核という場所から分泌されるドーパミンによって生まれます。つまり、やる気があるから動くのではなく、動くからやる気が出るのです。5秒ルールは、その最初の着火剤として、脳の構造をハックするテクニックです。

実践ステップ

① 「勉強しなきゃ」という考えが浮かんだ瞬間をキャッチする。

② すぐに心の中で(可能なら声に出して)「5、4、3、2、1」とカウントダウンする。

③ 「GO!」と言った瞬間に、ロケット発射のように立ち上がる。

④ そのまま机に向かい、テキストを開く。

飛ぶビジネスマン、ロケット
写真=iStock.com/cherezoff
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アドバイス
朝、布団から出られない時にも効果絶大です。このルールは「知っている」だけでは意味がありません。「5秒数えたら絶対に動く」という自分との決め事を一度でも破ると効果が薄れるので、ゲーム感覚で必ず実行するようにしましょう。

試験直前の10分間で点数を上げる魔法

期末テストの当日。「テストで失敗したらどうしよう」「良い点を取らなきゃ」などと、真面目な人ほど、そのプレッシャーは計り知れません。テスト不安が強い人は、本番になると練習通りの実力を発揮できず、点数が下がってしまいます。

テストの緊張から逃れるにはどうしたらいいか? シカゴ大学が以下のような実験を行いました。

テストが始まる直前の10分間、一方の学生グループには、「ただ静かに座ってテストを待つ」ように、もう一方のグループには、「エクスプレッシブ・ライティング」、つまり、不安や恐怖などの感情を、紙にすべて書き出すように指示しました。

すると、不安を書き出したグループでは、不安が強い生徒ほどテストの点数が向上し、普段から緊張しない成績優秀者と同レベルの結果を出したのです。たった10分間の書き出しが、数週間の勉強に匹敵する効果を生んだことになります。