家族の誰でも寝かしつけは可能
3カ月を過ぎたら、「ねんねの合図」になるルーティンがより大切になります。特別なことは必要ありません。保湿→パジャマ→授乳→読み聞かせ→おくるみスリーパー→ベビーベッドに入れる。こういった「いつも同じ流れ」や「一貫性」が、赤ちゃんに安心と予測可能性を与えます。
赤ちゃんは、「これをしたら次はこれが起こる」と理解できると、行動や環境の変化に戸惑わず、落ち着いた気持ちで眠りに入れます。例えば、授乳のあとに読み聞かせ、読み聞かせのあとにおくるみスリーパーを着せる、といった順序を毎日繰り返すことで、赤ちゃんは次に何が起きるかを予測できるようになります。これが「予測可能性」であり、赤ちゃんの安心感を生み出す大きな要素になるのです。
このように「いつも同じ流れ」を続けると、赤ちゃんは少しずつ「もうすぐ眠る時間だ」と感じ取れるようになります。そして、この安心の流れは、ママだけでなく家族の誰が担当しても同じように伝えることができます。
ママひとりで頑張りすぎないこと
なお、赤ちゃんのねんねを整える上では、ママひとりが頑張りすぎないことがとても大切です。母乳による授乳はママにしかできませんが、搾乳した母乳やミルクであればパパでもあげることができます。誰かが寝かしつけを代わりにしてくれるだけで、ママの心はずいぶん軽くなるもの。
「寝かしつけはママじゃないとダメ!」となると、ママの負担は増え、ママがいない状況では赤ちゃんも不安で眠れなくなります。以前、クライアントから「セルフねんねを教えておいてよかった。急な入院でもパパやおばあちゃんが寝かしつけができて、赤ちゃんもひとりで眠れた」という声がありました。
この言葉の通り、「誰でも寝かしつけできる状態」こそが、家族みんなの安心のカギになるのです。そのコツが「声」「動き」「音」「光」などです。こういった日々繰り返される一貫した合図から、「もうすぐ眠る時間だ」と感じ取れるようになるのです。


