「急がば回れ」がリスニング上達の鉄則

私がおすすめしているシャドーイングのやり方は、30分を3つ(5分+15分+10分)に分ける構成です。

マーク(村木幸司)『見るだけでわかる‼ 英語ピクト図鑑』(プレジデント社)
マーク(村木幸司)『見るだけでわかる‼ 英語ピクト図鑑』(プレジデント社)

最初の5分は、問題集の文章を見ながら音声と同時に音読します。次の15分は、0.8倍速でシャドーイング。最後の10分は、等速(1.0倍)でシャドーイングをします。

重要なのは、最初から速さを求めず、確実に音を捉えること。「急がば回れ」が、リスニング上達の鉄則です。

私はこの方法を毎日30分、4カ月間続けました。その結果、TOEICのリスニングで満点(495点)を安定して取れるようになりました。

シャドーイングを続けると、英語を「意味」ではなく「音のかたまり」として処理できるようになります。その結果、ネイティブの英語が自然と耳に入ってくるようになります。

相手の言っていることがわかれば、会話への恐怖心は一気に下がります。理解できるからこそ、落ち着いて話すこともできます。多少文法が崩れていても、だいたいの単語をおさえていればコミュニケーションは成立します。

TOEIC対策として始めたシャドーイングが、結果的に英会話力を押し上げる。これが、私自身の体験から得た結論です。英会話を上達させたい人こそ、ぜひTOEICにチャレンジしてみてください。