芦田愛菜の声の演技はさすが
筆者も「愛菜ちゃん、上手いなぁ」と唸った側だ。
デンマークの王女であるスカーレットは父親である王を叔父に殺され、復讐心に取り付かれている。格闘術の練習に励むなど自らを追い込んで鍛え、叔父を暗殺しようとするが、失敗してみずからが死の淵に追い込まれ、死者の国に落ちる。ゆえに、序盤から苦悶しっぱなしの、まさに女性版ハムレットなのだが、芦田の声は日本の若い女性に多い甲高いふわふわした音ではなく、ハスキーで、迫力がある。さらに、現代日本から死者の国に来た看護師・聖(岡田将生)と心を通わせていく、揺れる乙女心の表現はさすがで、同性が聞いても嫌味がない。
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