Q過去問は、いつから解き始めるのが正解?

A「夏期講習」が終わったら、本腰を入れてスタート

本格的に取り組むのは夏期講習の後からで大丈夫です。ただし、早いタイミングで、どんな問題が出るのかを見ておくことが大切です。解かなくても、例えば「この学校は、2年に1度は立体図形の問題が出ているな」「毎年、最後の問題は奇問だから、そこまでの時間配分が大事になりそうだな」「この学校の社会では記述問題は出ないみたいだ」など、過去問の内容を事前に確認しておくことで、その後の学習を効率よく進めることができます。

苦手な単元も、「第1志望の学校でよく出る」と認識できれば、早いうちからモチベーション高く学習できるはずです。

また、人気校の過去問題集は秋ごろから売り切れ始めるところがあるので、そういう意味でも早めに入手しておくのがいいでしょう。近所の書店で見つからない場合でも、志望校近くの書店をチェックすれば在庫がある場合が少なくないです。

Q過去問は、何年分を解けばいい?

A問題集一冊の収録分で十分

基本的に、解くのは一冊の過去問題集に収録されている分で十分です。過去問の収録年数・回数は、学校の先生と相談して決めている場合もあります。学校側だって「この学校に入りたい!」という強い気持ちを持って、過去問をやりこんできた子にぜひ受かってほしいもの。収録されている分を丁寧にやりこむようにしてください。

学校によっては、出題傾向が変わることもあるため、あまり古い過去問を探すことはおすすめしません。最新年度の問題集を押さえてください。