自信は自分で育てるもの

まわりの目が気になるかもしれないけれど、そのまわりの人たちはきみが明日どうなっても、だれも責任はとってくれない。単に自分たちが心地よくなるために生きている人が多いんだ。

それならば、根拠なんかなくても「自分ならできる、大丈夫」とポジティブに信じて行動してみたほうが、必ず道は開けていく。たとえ失敗しても、行動したことで学びもあるし、行動しなかった後悔を思えばまったく恥ずかしくはない。大人になるまでのあいだに、一度も失敗したことがない人間はこの世に存在しないのだから。

もしいるとしたら、それは自分の能力を超えた挑戦をしていないということだ。

森の中の階段を登る少女
写真=iStock.com/Hakase_
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誰もほめてくれないのであれば、自分で自分をほめてあげればいい。よその誰かと自分を比べて落ち込むのではなく、過去の自分と今の自分を比べてみよう。「前はこれができなかったけど、ここまでわかるようになった」と必ずどこかに進歩のあとがみつかるはずだ。

自信は天から降ってくるものじゃない。自分で育てるものであり、自分を信じる力こそが自信へと変わっていくのだから。ゲームのキャラクターのように、気に入らないからと変更することはできない。

ならばやることはひとつだよね。さあ、「今日から自分に自信をもつ」と決めてしまおう。このほうがこの先の人生はずっと生きやすくなるはずだ。

たまたま集められて教室にいるだけ

ほとんどの10代は、学校という空間で1日の大半を過ごしている。けれども同じ教室にいるクラスメートは、自分で選んだ相手ではないよね? たまたま同じ年、同じエリアに生まれたメンバーが集められただけ。よくよく考えてみたら、これって結構不自然な気がしないかな?

そこで友達ができるかできないかは、正直なところ運も大きい。もちろん、友達ができて楽しい時間を過ごせるのならば幸運だ。けれども、気の合う仲間をみつけられないことだって場合によってはあるだろう。