年をとっても元気でいるためにはどうすればいいか。愛媛大学医学部附属病院 抗加齢・予防医療センター長の伊賀瀬道也さんは「1日3回、1分間の片足立ちを習慣化するだけで筋力と骨量は増やせる。片足立ちで10秒間静止できる人とできない人では、死亡リスクが大きく変わる」という――。

※本稿は、伊賀瀬道也『100歳まで生きるための習慣100選』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。

バランステスト、ユニペダルスタンス
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「寿命が伸びる可能性が高い」開眼片足立ち

私が所属する愛媛大学の抗加齢・予防医療センターでは、老化と「開眼片足立ち時間(目を開けたまま片足立ちで立てる時間)」の関係性を、10年以上にわたって研究してきました。

結論を言うと、「片足立ち」ができる人は、「寿命が延びる可能性が高い」ということが判明したのです。まずは、開眼片足立ちのやり方を紹介しましょう。

●開眼片足立ちのやり方
1.足をそろえて立つ
(足はまっすぐ伸ばす。深呼吸してリラックスする)
2.片方の足を床につかない程度に軽く浮かせる
(浮かせやすい足でOK。目は開けたままで)
3.そのまま1分間キープする
『100歳まで生きるための習慣100選』(飛鳥新社)より
出典=『100歳まで生きるための習慣100選』(飛鳥新社)より