子どものため、自分のことは二の次にするしかない

もし、収入が増えたら、クラリネットを買いたいですね。音楽が好きなんです。良いものは100万円するから、夢のまた夢です。

小林美希『年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活』(講談社現代新書)
小林美希『年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活』(講談社現代新書)

まずは子どもたちの学費を払わないと。自分のことは二の次です。なんといっても2人が私立大学に行ったら、年間120万~130万円の学費を4年、それを2人分ですから。

大学、無償化されないんでしょうか。学費……本当にヤバいです。児童手当って、なんで中学を卒業する年齢で終わるんですかね。お金がかかってくるのは高校生からなのに。悲しくなりますね。

夫がまた転勤になるとつらいです。子どもたちの進路があるから、ついては行けないです。でも、夫が単身赴任すれば二重生活になって生活費が大変なことになる。転勤の辞令が出ないことを祈るばかりです。

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