「料理を作る喜びを知って、ほんとうによかった」

京味
撮影=牧田健太郎

「ご飯を食べて体の調子をよくするのがいちばんです。自然の力で体を治す。料理にはそういう力があります。

今は自分で作らなくとも、外のお店に行けばおいしいものはいつでも食べられます。何でもあります。外で食べれば買い物も調理の手間も要りません。後片付けもしなくていい。疲れていたら、外食してもいい。

でも、料理は食べる喜びだけではありません。自分が作ったものを家族が食べてくれる。お客さまが食べてくれる。おいしいと言ってくださる。料理人の喜びとはそういうものです。それが料理人の幸せです。料理人になってよかったと思うのはそういう時なんです。私は料理を作る喜びを知って、ほんとうによかったと神様に感謝しています」

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