自分の気持ちを書くと内省が進む

では、具体的には何を書くといいのでしょうか。

それは「言葉」です。日常の中で心に留まった言葉があったときは、ノートにメモしておきましょう。人から言われたちょっとした言葉や、本を読んでいて目に留まった言葉、ネットサーフィンをしていて気になった言葉など、私たちの身の回りには、いろいろな言葉があふれています。

言葉をピックアップすることによって言葉に対する感度も上がりますし、見返すことによって勇気をもらったり、元気が出たりする効果もあります。

さらに、「自分の気持ちを書くこと」もおすすめです。イライラしたときやモヤモヤしたとき、心が落ち着かないとき、そのとき自分が感じたことなどを、思いつくまま書き留めます。書きながら心が静まることもあるなど、書き留めるという行為は、内省するうえでも効果的です。

このような行為を「ジャーナリング」と呼びます。「journal」は「日誌」「日記」の意味。ジャーナリングは「書く瞑想」とも呼ばれます。

イライラしたときやモヤモヤしたとき、「自分が感じたこと」や「気になった言葉」をノートに書く
潜在能力を100%発揮する方法』(KADOKAWA)より

ノートもペンもなんでもいい

ひたすら頭に浮かぶ内容を書き出すことで、思考や感情の整理ができたり、心を落ち着かせたりできます。

また、ノートは手書きさえできればどんなものでも構いません。筆記用具も鉛筆やペン、何でも大丈夫です。きれいな字でわかりやすくまとめなくてもOK。自分が無理なくできる方法で書き留めることが大切です。

そして週末や時間があるときに、書いたページをめくってみます。すると、「あのとき、こんなことを考えていたのか。そういえば、今、実現しているな」「あのときはこう思っていたけど、今思えばこういうふうに変わって良かったな」などと思えるのがジャーナリングの醍醐味でもあります。

構えず、「紙の上での瞑想」とでも思って気軽に取り組んでみることがポイントです。それがあなたの無意識の潜在能力を最大限に引き出し、結果的に良い方向へと導いてくれるはずです。

【関連記事】
バカほど「それ、意味ありますか」と問う
孤独と絶望の20年「重度障害児と老親ケア」で睡眠障害を患う46歳女性が、それでも笑顔になれる瞬間
「まだ本気を出していない人は必読」潜在能力を発揮した人に共通する3つの特徴
メンタル不調のときにまず食べるべき最強で手軽な「うつぬけ食材」
茂木健一郎「一流と呼ばれる人のメンタルが安定している根本理由」