のらりくらりの結論先送りは嫌われる!

表を拡大
最悪の上司を有名人に例えると?

では、嫌われる上司像はどうか。

上司にしたくないランキングで見事1位に輝いたのは、ダントツで福田康夫前総理大臣だった。理由は単純明快。任期途中の辞任によって、「理由はどうあれ、投げ出すのはいけない」「トラブルがあったらすぐ逃げそう」というように、無責任なイメージがついてしまったようだ。

もっとも、途中で辞任しなくても巷の評価は変わらなかったかもしれない。福田前総理といえば記者団の質問を飄々とはぐらかす姿が印象的だったが、それが「いつものらりくらりで頼りない」「何か提案しても口先でかわされそう」という低評価に。結論を先送りにして、その場を取り繕うクセのある人は要注意だ。

2位にランクしたのは、明石家さんま氏。大物のお笑いタレントは理想の上司部門にランクしているが、明石家さんま氏の場合、「つねにしゃべっていて仕事をさせてくれなそうだ」という声に代表されるように、機関銃のようなトーク術が逆にアダになった様子。会議や打ち合わせで部下を拘束して長々と説明したり、一方的に話すばかりで部下の意見を聞かないタイプは気をつけたほうがいいだろう。

3位は、同数で5人が並ぶ大混戦。芸能界のご意見番、和田アキ子氏には「自分が前面に出すぎ」「暴力を振るわれそう」と厳しい意見が寄せられた。また、みのもんた氏に対しても、「自分のことは棚に上げて、いろいろ文句だけ言う」「自分の考えが絶対正しいと押しつけてきそう」という声が。やはりうるさ型で押しの強い上司は敬遠される傾向がある。