2016年3月24日(木)

ドコモ「gacco」は日本の教育をどこまで変えるのか

三宅義和・イーオン社長とゆかいな仲間たち【第12回 ドコモgacco 後編】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
三宅 義和 みやけ・よしかず
株式会社イーオン代表取締役社長

三宅 義和1951年、岡山県生まれ。大阪大学法学部卒業。85年イーオン入社。人事、社員研修、企業研修などに携わる。その後、教育企画部長、総務部長、イーオン・イースト・ジャパン社長を経て、2014年イーオン社長就任。一般社団法人全国外国語教育振興協会元理事、NPO法人小学校英語指導者認定協議会理事。趣味は、読書、英語音読、ピアノ、合氣道。

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三宅義和・イーオン社長 構成=岡村繁雄 撮影=澁谷高晴
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オンラインと対面学習の組み合わせると

【三宅義和・イーオン社長】今年の夏から私どもイーオンの「新出題形式対応 TOEIC(R)テスト600点突破」講座が「gacco」で開講されるわけですけども、語学講座としては初めてだそうですね。

伊能美和子・ドコモgacco社長

【伊能美和子・ドコモgacco社長】そうです。私どもも語学に特化した講座は、ずっと待ち望んでいました。今回イーオン様の協力をいただいて開講の運びとなりました。

【三宅】語学こそオンラインでの学習に最適なのではないでしょうか。皆さん、勉強する時間がないと言われるのですが、それは言い訳で、テレビを観る時間、ビールを飲む時間はある。本当に忙しい人でも、ここで5分、あるいは10分といったすき間時間はあるはずです。

私もいつもうちの教師たちに「生徒さんが時間がないと言っても、皆無ということはないのだから、時間の有効利用をアドバイスするように」という話をしています。「gacco」のシステムではそれが可能になる。実は、TOEICが5月から新しい試験形式に変わるわけですが、それに対応したものを検討しています。私どもの考え方はスピーキング、ライティングを中心に基本的な英語力をつけてスコアも上げていきましょうということです。

【伊能】私も絶対に受講しようと思っています(笑)。

【三宅】いま、当社のエース級の教師をあてて準備をしております。

【伊能】「MOOC」と対面学習を組み合わせたりすると、より実践的なものになると思います。いろいろな工夫ができる領域なので、我々もとても楽しみです。

【三宅】将来、スクーリングのようなコースもできて、日頃は自分でも勉強するのだけれど、ときどきみんなと一緒に学んで、お互いに刺激を受ける。やはり、勉強するのにオフラインでもオンラインでも仲間がいるっていうのはすごく心強いものです。

【伊能】それはもう全然違いますよね。

【三宅】イーオンに通われる生徒さんも、イーオンのレッスンが楽しい。だけどそれだけじゃなくて、そこで仲間ができて、それこそレッスンが終わってみんなで飲みに行くとかイベントに参加する。そういうところで皆さん学びを通してそれ以上のものを得ていると思います。

私どもには日本人教師がいますので、ただレッスンをするだけではなくコーチングを奨励しています。1人ひとりに寄り添って、勉強方法の的確なアドバイスをしていく。それは教師が「あっ、この人はここで悩んでいるな」とか、「ここでつまずいているな」というところを的確に判断することから始まります。そうすることで、途中での挫折を防ぐことにもつながります。

【伊能】そのツールとして当社の仕組みやスタイルを使っていただけたらありがたいですね。

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