2014年3月1日(土)

腰痛が消える究極のマッサージ法

太ももを強くすると「太らない」「超健康」になる【8】

PRESIDENT BOOKS /PRESIDENT Online スペシャル

著者
宮崎 義憲 みやざき・よしのり
東京学芸大学名誉教授

1947年宮崎県生まれ。71年東京学芸大学大学院修了。医学博士。中学の体育教員を目指して東京学芸大学に進学するも、人の身体や脳の機能に興味を持ち、バイオメカニクス(身体運動学)や運動生理学を真剣に学ぶために、大学院に進学。 運動生理学を学ぶことによって、「健康と運動の関係」を深く探究。とくにウォーキングの研究では定評があり、厚生省の「健康日本21」の啓もう活動などによる運動ブームによって、1990年代に起こった「ウォーキング・ブーム」の火付け役と言われた。マスコミでも引っ張りだことなり、生活ほっとモーニング、ためしてガッテン(NHK)、発掘!あるある大辞典(フジテレビ)、花まるマーケット(TBS)などの健康特集には欠かせない存在となる。 また30年に及ぶ「健康市民講座」も大人気で、「ウォーキング」や「ダイエット」の話を中心に、講演回数は1000回を超える。健康運動指導士、体力づくり運動指導員など、指導者育成のための活動も見逃せない。日本ハムファイターズ監督の栗山英樹さんは、大学時代の教え子である。 主な著書に「息長く歩いて生き生き!」「脳をよくする簡単トレーニング」「宮崎教授のダイエット講座」など多数。現在は東京学芸大学名誉教授。関東学院大学や津田塾大学で非常勤講師もつとめる。

執筆記事一覧

東京学芸大学名誉教授・医学博士 宮崎義憲
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“太もも”を中心とした下半身の強化を説いた健康法が、幅広い男女から高い支持を得ている。静脈の血液を上半身に押し上げるポンプである“太もも”は「第二の心臓」と呼ばれ、健康や長寿の秘密が隠されている。また“太もも”などの下半身の強化は、肩こり・腰痛・高血圧・糖尿病・狭心症・便秘・不眠などの症状の改善につながり、さらに太らない体質を作りダイエットにも大きな効果がある。ヒット書籍『太ももを強くすると「太らない」「超健康」になる』の著者で、ウォーキングの第一人者、東京学芸大学名誉教授・医学博士の宮崎義憲氏が、手軽に出来る簡単体操を交えながら独自の“太もも健康法”を語る。

腰痛に悩む方は本当に多いですね。

昔の腰痛は前かがみでの農作業など腰に大きな負担をかける重労働が主な原因でした。しかし現代では、こうした動的な作業ではなく、椅子に座り続けて同じ姿勢を保つといった静的な作業が腰痛の原因となっています。

実は腰を動かさないとその部分の血行が悪くなり、乳酸などの疲労物質が溜まりやすくなります。腰を動かし過ぎたためではなく、腰を動かさないことが腰痛の原因となるのです。

つまり、腰を動かし過ぎたために起こる腰痛の改善には休息が最も効果的なのですが、腰を動かさないことが原因の腰痛の退治・改善には、逆に腰の部分を動かす運動が効果的です。

では、どのような運動で腰を動かしたらいいでしょうか。

まずは歩きましょう。

実は歩行中は左右の足に体重が移動するたびに左右の腰の筋肉が収縮と弛緩を繰り返します。筋肉が収縮すると毛細血管が圧迫され、血管内の疲労物質が静脈に押し出されます。逆に筋肉が弛緩すると毛細血管が開き、そこに新しい血液が動脈から流れ込みます。

つまり歩くことは同時に、自分で腰の筋肉をマッサージしていることになるのです。

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