わが家と同じとはいわないが、その寝心地は限りなく近づいている。デルタ航空のフルフラットベッドシート。

デルタ航空のビジネスクラス「ビジネスエリート」の進化が止まらない。まず、日本を発着する米国とアジア路線すべてに、180度横になるフルフラットベッドシートの導入が完了した。このシートはすべて通路に面しているので、どこに座ろうと隣の人に気を遣うことなく、自分だけのくつろぎ空間が生まれる。

快適な睡眠へのこだわりには目をみはるものがある。ウェスティンホテルが世界のトラベラーに愛されている「ヘブンリーベッド製品」としてデルタ専用に開発した機内用寝具を導入。これはフルサイズの枕と小さなランバーピロー、シングルサイズのコンフォーターのセットで、清潔な白のコンフォーターはふわりと軽く、枕のサイズも申し分ない。フルフラットシートにこの寝具があれば、一流ホテルにもひけをとらない快適な眠りが訪れるだろう。

新しくなったアメニティキットにもデルタのこだわりがある。世界中のビジネスパーソンに愛用されているTUMIのポーチを採用し、ニューヨークを拠点とするスキンケアプロダクト「マリン・アンド・ゴッツ」のハンド&ボディローションなどをセット。持ち帰り率が非常に高いというのもうなずける。

(左)快適な睡眠へ誘うウェスティンヘブンリー製の寝具。
(右)新しいアメニティキット。TUMI製オリジナルケースにスキンケア製品などをセット。

もちろん食事の時間も忘れてはならない。アメリカのテレビで人気のシェフ、マイケル・キアレッロと日本人総料理長監修による5コースの洋食を、マスターソムリエ、アンドレア・ロビンソンが厳選したワインとともに堪能したい。懐石風和食も好評だ。

太平洋路線では4種類の洋食に加え日本食のオプションも。マスター・ソムリエ、アンドレア・ロビンソン(写真右)のワインを合わせて。
ニューヨークJFK空港に新しくお目見えしたデルタ航空のラウンジは、なんとアウトドアテラス。空港での待ち時間がさらに楽しくなるだろう。

「ビジネスエリート」の乗客は、空港での専用チェックインカウンターはもちろん、セキュリティゲートにも専用レーンが設けられており、イライラと待たされることなく空港ラウンジへ。優先搭乗、手荷物の優先引き渡しといったサービスは、旅慣れたビジネスパーソンに好評だ。

デルタ航空は日本の4都市(成田、羽田、関空、名古屋セントレア)からアメリカ本土の8都市をノンストップで結ぶだけでなく、米国内の乗り継ぎネットワークの使いやすさにも定評がある。6月3日からは、羽田空港とアメリカ・シアトルを結ぶ路線も開設。ビジネスパーソンに快適なフライトは進化し続けている。