どこで勉強する?

どこで勉強するかについても、さまざまなパターンがあります。自分の部屋か、家のリビングか、塾の自習室か。どんな部屋で勉強するかによって、集中の度合いも変わってきます。

私は、自分の部屋か塾の自習室、あるいは学校の自習室で勉強することが多かったのですが、自分の部屋が一番集中できました。部屋の位置もポイントだったかもしれません。ちょうど東南の方角を向いていて、冬になると朝日が見えるんです(夏は見えないのですが)。朝6時くらいに、太陽のまぶしさを感じながら勉強するのが好きでした。

受験生の中には、適度に雑音や人の目があったほうがいいからと自習室や家族のいるリビングで勉強する方もいるでしょうし、人それぞれだと思います。

私の場合は、母ととても仲が良く、リビングで勉強するとつい話し込んでしまうので、自室で勉強するようにしていました(父は単身赴任中で、家には隔週の週末しかいませんでした)。

勉強机には透明なデスクマットが敷かれており、デスクマットと机の間に写真や紙が挟めるようになっていました。私は東方神起のポストカードを何十枚も敷き詰めていたのですが、1枚だけ、「絶対に途中であきらめない!!!」と書いたふせんを挟んでいました。いつ、どういう理由で書いたのか、すっかり忘れてしまったのですが。

かなり目につきやすいところに入れたので、机に向かうたびにふせんの言葉が目に飛び込んできました。問題を解いていて「ああ、わからない」とあきらめそうになったときに、これを見て再度やる気になったことがよくありました。

誰かが書いた言葉ではなく、自分で書いた言葉だったことも、一つのポイントだったと思います。やはり、自分自身には言い訳できないので……。

上田彩瑛さん
出所=『数学を武器にしてみよう!』(PHP研究所)