システム導入のハードルとならない。使いやすさを重視した決済システム
近年、電子決済のツールが増加し、現金を持たずに外出する人が増えている。それに加えてコロナ禍以降の衛生管理への意識の高まりなどもあり、キャッシュレス決済に対するニーズはますます高まってきた。経済産業省の報告によると、2024年度のキャッシュレス決済比率は42.8%。同省ではあらゆる分野でのデジタル化を推進しているが、電子決済も重要項目の一つとし、将来的にはキャッシュレス決済比率を80%にまで伸ばすことを目標に掲げている。
こうした状況のなか、店舗型ビジネスを展開する事業者にとって喫緊の課題となっているのがキャッシュレス決済への対応だ。しかし、デジタルツールに苦手意識がある、日々の業務に追われて新システム導入まで手が回らないといった悩みを抱える事業者も多いのではないだろうか。
ユーザー目線で製品の開発・改善を繰り返し、「使いやすい」「便利」と注目されているのが決済サービス「Square」だ。主な機能はキャッシュレス決済、POSレジ(※1)、スタッフ管理、オンライン販売など。一番手軽な導入では、無料の「Square POSレジアプリ」をスマートフォンにインストールするだけで、タッチ決済(※2)が可能になるTap to Payという機能がある。タブレットやスマートフォンをワイヤレス接続して使う「Square リーダー」や、タッチスクリーン付きでレシートプリンターも内蔵されている「Square ターミナル」など、サービスの拡張性がある端末も揃っており、どれもスタイリッシュかつコンパクトなことが大きな特徴だ。そのためレジスペースが限られる店舗であっても端末の置き場所に困らないだけでなく、美容院、アパレル系の小売店など内装にこだわる店舗でも空間の雰囲気を損なわないのだ。
Squareマーケティング担当の赤松氏によれば「自社開発であることがサービスの充実につながっている」という。同社のサービスはアメリカの本社で開発され、日本やイギリスといった世界各国の支社へと展開されていく。その後、日本で本格的にサービスを展開する前にまず一部の加盟店で試験運用し、ユーザーからフィードバックをうけながら専属のエンジニアがシステムを改善。国内での運用に最適な形にフィットさせていくのだ。「ユーザーへのヒアリングからシステムの改善といった一連の作業を迅速に行うことが可能なのは、自社開発だからこそ」と、赤松氏は力を込める。
(※1)POS(Point Of Sale、販売時点情報管理)レジとは、商品を販売した時点におけるさまざまな情報(商品名、価格、販売個数、在庫状況、顧客情報、天気など)を集計して管理するシステムが搭載されたレジのこと。
(※2)タッチ決済対応のクレジットカード、またはモバイルウォレットに登録されたクレジットカードによるタッチ決済を指す。
出張販売や多店舗展開など多様な場面で活躍
では、導入店舗では実際にSquareをどのように活用しているのだろうか。2020年の開店以来同サービスを利用している「ビースクエアード」は、ベーカリーとコーヒー焙煎工場が一体となった飲食店。ここではスマートフォン上のアプリからタッチ決済を受け付ける機能が活躍している。同店の西東京統括マネージャー、下口氏は「最近では催事やイベントなどで出張販売を行う時に、スマートフォンだけ持っていってタッチ決済で会計をしています。決済端末を持っていく場合もありますが、Wi-Fiがなかったり、つながりにくかったりする場所ではスマートフォン1台で決済を受け付けられる機能が便利」と話す。
また、ビースクエアードでは詳細な商品登録を行い、決済から得たデータを分析して売上を最大化させた。
たとえばベーカリー部門では惣菜系のパン、菓子系のパンなどに分類する。そしてドリンクでは、コーヒーをブラック、ホット、アイスなど商品の細かな情報をPOSレジに登録しておく。すると、商品別の売れ行きや昨年対比の売上といったデータがとれるようになる。これらのデータは売上管理画面上で自動的にグラフ化されるので、ユーザーは売上を分析するための余計な手間を省略し、効率的かつ、より正確に商品の生産量や営業計画などを調整して、利益を最大化させられるのだ。
「店舗ごとに売上のデータを分析できるのも、Squareの魅力」と、下口氏は続ける。「ビースクエアード」では清澄白河での開業を皮切りに、東陽町、南麻布、吉祥寺へと出店してきたが、土地が変われば客層が変わり、商品の売れ方も変わる。こうした店舗ごとの比較も、日々のレジ決済をもとに効率的にデータを抽出できるのだ。
飲食店向け機能の開発。業種別のニーズにも最適化
業種に特化した独自のシステムも続々と展開している。たとえばすでに2023年にリリースしている「Square レストランPOSレジ」は、Squareが提供する飲食店向けのPOSレジだ。フロアマップや座席のレイアウトが簡単に作成でき、お客の滞在時間も確認できる。また、客席に設置したタブレットやQRコードから注文を受け付ける「Square オンラインビジネス」などのサービスも別途展開しており、人材不足の解決に大いに貢献している。
そしてSquareは、導入や入金スピードの速さが大きな強み。最短即日で開始でき、入金も最短で翌営業日に可能になる(※3)。
「当社は加盟店審査のスピードがとても速いのが特徴です。そのため、オンラインでアカウント作成し、審査を通過すればすぐにスマホからの決済受け付けが可能になります。ターミナルやスタンドなどの端末は購入後3-5営業日で届き、すぐに利用開始できます」(赤松氏)
導入スピードが早く、端末の置き場所もとらず、そのうえビジネスの成長につながる。Squareはこれからの店舗型ビジネスを支えてくれる、心強い相棒となるはずだ。店舗型ビジネスに携わる人には、上記のほかにSquare製品の特徴や導入店舗の声などをまとめた資料を、ぜひダウンロードして一読することを勧めたい。
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(※3)登録口座が三井住友銀行とみずほ銀行の場合、売上の入金は翌営業日、それ以外の金融機関の場合は毎週水曜日締め翌週金曜日(週1回の入金)。