床暖房やミストサウナなど
快適な暮らしも魅力
電気をつくる一方で、キッチンや洗面所、お風呂に十分なお湯を供給してくれる「エネファーム」。さらに魅力的なのが、ガス温水床暖房やミストサウナ付き浴室暖房乾燥機など、暮らしを快適にする住宅設備と連携できることだ。ここでもいくつかユーザーの声を紹介してみよう。
「エアコンの乾いた風が苦手なので、ぜひ床暖房にしたいと思っていたんです」
「帰宅すると、まずミストサウナをセットして、それからミスト浴をする。これが楽しいんですよ」「冬は暖房としてもミストサウナが重宝してます」──。
「エネファーム」を導入するメリットとして、快適性もまた見逃せないポイントなのだ。
そしてもう1つ、ユーザーたちが実感していることに、省エネや環境貢献がある。実際、発電するときに生じる排熱を利用してお湯をつくる「エネファーム」はエネルギー効率がとてもよい。そのため、約48%のCO2削減効果がある※2。
加えて、「リモコンを見れば、発電量や購入電力量、CO2削減量などが一目瞭然。おかげで、親も子どももこれまで以上に節電を意識するようになった」というのは、多くの家庭から聞かれる感想。便利で、快適な生活を送りながら、無理なくエコロジーを実践できるのが「エネファーム」のある暮らしなのである。
大幅なコストダウンを実現
東京ガスはこの4月、現行の製品に磨きをかけて、「エネファーム」の新モデルをリリースする。奥行き寸法のスリム化やリモコンをカラー化したことなどが主な改良点。設置性も向上し、いままで以上に多様なスペースに設置できるようになった。一方、大幅なコストダウンも実現しており、日本で初めて希望小売価格が200万円を下回った。
家庭用燃料電池「エネファーム」は特別に環境問題への関心が高い人のためのもの──というのは、かつての話。経済性、快適性、環境性を兼ね備え、住まいを考えるすべての人にとって、検討したい住宅設備の1つといえそうだ。