麻布狸穴町
ブランズの到達点を描く
「ブランズ麻布狸穴町」
港区麻布狸穴町─これは区内2ヶ所のみに残る、江戸期から続く由緒ある地名である。70年代に実施された住居表示の施行にあたり、脚本家・松山善三氏らの尽力によって改称を免れた。
「ブランズ麻布狸穴町」(140戸、内分譲住戸90戸)の計画地は、わが国の高級賃貸マンションの先がけとなった「麻布東急アパートメント」の跡地。周辺は隣接するロシア大使館をはじめ数多くの海外公館が立地する国際色豊かなエリアである。そんな街を象徴するのが、イタリアンレストラン「キャンティ」。オープンして半世紀を過ぎるその顧客リストには、サンローラン、ダリ、モンタン、三島由紀夫、黛俊郎など、国内外の著名な文化人らが名を連ねている。
人間のニーズに合わせて「便利で、快適な街」をつくると、もともと街が持っていたものを失い、どこにでもある「入れ替え可能な場所」となる。そこで、米ノース・テキサス大学教授で環境倫理学が専門のJ・B・キャリコットは、「人を主体に考えるのではなく、街を主体にして考える」ことを提唱する。街という“生き物”が過去どう生きてきたか、今後どんな生き方が自然なのか。そう考えて街づくりをすることによって、人間と街との「入れ替え不可能な」絆が保たれる。
周囲に広がる歴史的・文化的な価値を持つ街並みと調和しながら、かつての武家地としての矜持を受け継ぐ表現をめざしたという「ブランズ麻布狸穴町」は、まさにそれを高レベルで実現している。それは、前述の「ブランズ四番町」「ブランズ六本木」にも共通している。そして、それこそが「資産価値」を守り、将来「ヴィンテージマンション」と呼ばれるための条件なのである。
住戸はメゾネットや100m2超など多彩なプランが用意された、地上10階建ての重厚なレジデンス。共用部分も含め、素材や設備・仕様へのこだわりはひと通りではない。コンシェルジュサービスのメニューも多岐にわたる。世代を超えて居住可能な「長期優良住宅」の認定も受けている。
しかし、最も特筆すべき点はその希少性だ。麻布狸穴町の人口はおよそ270人。そこに、140戸の邸宅が誕生する。今のところ、この「狸穴町」の名を継承する分譲住宅が現れる予定はない。その意味でも、東急不動産の精魂が刻まれた地に誕生する「ブランズ麻布狸穴町」は、「もう二度と出逢えないかもしれない」住まいなのである。
*掲載の完成予想図は図面を基に描き起こしたもので、多少異なる場合、または変更となる場合がございます。雨樋、吸気口、スリーブ等、一部再現されていない設備機器がございます。外壁タイルを再現するために、実際のタイル目地とは異なる大きさで表現しています。タイルの大きさ等はマンションギャラリーにてご確認ください。完了予想CGで表現されている植栽は計画段階のものであり、変更になる場合がございます。また、葉の色合いや枝ぶりや樹形は想定であり、竣工から育成期間を経た状態のものを描いております。予めご了承ください。
◆ブランズ麻布狸穴町マンションギャラリー
0120-447-109
営業時間●平日10:00~18:00、土日祝10:00~19:00
定休日●毎週水・木曜日
http://sumai.tokyu-land.co.jp/branz/azabu-mamianacho/