得られる「情報の質」が
これからの生活を左右する

同社は、「常に最新・最良の医療サービスを提供する」という信念のもと、あえて医療機関の運営や、医療機器の購入などを行っていない。文字どおり、医療技術は日進月歩。その技術レベルが移り変わっていくスピードは、年々早まっているといっていい。そのため、変化に対応できていない環境での検査では、「本来なら発見できていたはずの病の芽」を見過ごしてしまうことだって十分にあり得るのである。多数の外部機関と密接に連携し、さらに設備面の定期的なチェックにも余念がないBRBメディカルサロンなら、そんなリスクも最小限にとどめられるというわけだ。

こんなエピソードがある。ある会員から、父親が肝臓がんの手術を行ったという話を聞かされたときのことだ。小松氏はいう。「その方の場合、放射線による“切らずに治す”という選択肢もあった。手術前にご相談いただいていれば、それを助言することもできたかもしれません」。

健康維持もビジネスと同様、「情報の質」が大きな味方となる。常にその向上に努めているBRBメディカルサロンは、「健康への投資」に確かなリターンを返してくれる、頼もしい存在といえそうだ。


若年層世代にも急増している動脈硬化

顧問ドクター 猿田享男●さるた・たかお

一般社団法人 日本臨床内科医会 会長
公益法人 医療研修推進財団 理事長

無自覚に進行する脂質異常症は動脈硬化を引き起こす最大の危険因子です。動脈硬化には、幾つかのタイプがありますが、一般的には悪玉コレステロールや中性脂肪の増加でどろどろとなった血液が血管に入り込んで粥状の変化をきたして硬くなる粥状動脈硬化を指します。

このような動脈硬化は全身諸臓器に起こり、脳動脈に起こって血栓が詰まれば脳梗塞であり、心臓の栄養血管である冠動脈が硬化して流れが悪くなると狭心症をきたしたり、詰まれば心筋梗塞を生じます。

日本人の死因の2位と4位を占める心疾患と脳血管疾患は、動脈硬化の進行と深く関わっています。現在の日本では食生活の欧米化が進むと共に、若年層にも動脈硬化が急増中であり、その防止対策が極めて重要です。動脈硬化の程度を調べ、心疾患と脳血管疾患の予防につなげる検査を人間ドックで簡単に調べられますので、効果的に、そして継続的に受診して、日常生活の指針として役立てる必要があります。