日本の6都市、7空港から香港へ週120便(*1)以上を運航するキャセイパシフィック航空。同社はアジアを代表するネットワークキャリア(*2)の1社であり、香港を拠点に世界42ヶ国・地域の168都市(*3)へ路線を展開する。香港へはもちろんのこと、香港乗り継ぎで世界各地へ出張するビジネスパーソンも多く、例えばインドや中東の主要都市、南アフリカのヨハネスブルクなどへも乗り継ぎが便利である。

香港を一大拠点に、世界中へネットワークを展開。2011年度の国際線定期便旅客キロ数は世界第7位。環境面への配慮から、ボーイング777-300ER等の燃料効率の良い新型機材を積極的に導入している。

ますます快適に、
新ビジネスクラス

2013年1月から順次導入が始まる中・近距離路線用の新しいビジネスクラス。シェル構造を採用した座席により、前のシートが倒れてくるストレスとも無縁。ゆりかごに包まれるような安らぎが得られる「lazy-Z」ポジションも特徴だ。

機内サービスも世界最高峰の誉れが高い。とりわけ評価が高いのは、香港発の長距離路線用の機材に順次導入が進む新しいビジネスクラスである。シートは全長208cmのフルフラットベッドになり、ベッドの幅もクラス最大級。収納スペースも豊富で、小物類、靴などが座席まわりにすっきり収まる。座席配列は1-2-1の横4席のみ。座席はプライバシーを守るソロ仕様だが、中央の2席は互いにやや向き合うように配置され、同行者のいる旅行に最適だ。各座席には、電源コンセント、およびUSBポートやiPhone/iPodコネクターなどを備えたマルチポートコネクターも装備され、機内が“オフィス”になる。快適性と機能性が大幅に向上した新しいビジネスクラスは、2012年のスカイトラックス社ワールド・エアライン・アワード(*4)において「ワールド・ベスト・ビジネスクラス」賞に輝いた。

長距離路線に加えて、日本/香港などの中・近距離路線のビジネスクラスにも、2013年1月から新シートの導入が始まる。新サービスでは、座席間隔や幅、リクライニング角度などが改善され、電源コンセントやマルチポートコネクターも全座席に装備される。

長距離路線の新しいビジネスクラスの窓側の座席は完全なソロ仕様。やや窓向きに配置され、プライベート感とともに窓外の景色が存分に楽しめる。仕事もしやすい大きめのテーブル、15インチの大型個人モニターなども装備。

そしてもうひとつ、同社の香港乗り継ぎの出張をより快適なものにしてくれるのが、香港国際空港の同社専用ラウンジである。なかでも同社が世界に誇るのが、12年1月にビジネスクラスエリアが全面刷新されて一段とグレードアップした、旗艦ラウンジの「ザ・ウィング(*5)」。空港ラウンジでは世界最長の23mのカウンターを備えた「ザ・ロング・バー」や24室のシャワールームなど、ここにはリラクゼーション、ダイニング、そしてビジネスのためのサービスが網羅され、乗り継ぎの時間が有効に使える。機内、空港ともに、ビジネスパーソンにとって理想的な空の旅を提供してくれる航空会社、それがキャセイパシフィック航空なのである。

左/さらなる進化を遂げた香港国際空港の専用ラウンジ「ザ・ウィング」。目玉のひとつは、この斬新な「キャセイ・ソーラス・チェア」である。右/ゆでたての本格麺が楽しめる「ザ・ヌードル・バー」も同社ならではのお楽しみ。

*1 空港数および便数は、姉妹航空の香港ドラゴン航空機材によるコードシェア便および台北経由便を含む。
*2 拠点とする空港を中継地として世界の都市と都市を広範なネットワークで結び、かつ上級クラスを含む複数の座席クラスを備え、フルサービスを提供する大手航空会社。
*3 提携他社の機材によるコードシェア便を含む。
*4 英国のスカイトラックス社が毎年行う世界最大の航空旅客満足度調査。世界各国の航空旅客1800万人以上の投票によって選出される。
*5 ファーストクラス専用エリアの全面刷新は2013年第1四半期に完了予定。