国内で証券口座の開設数が増加傾向にある中、 躍進している企業の一つがサクソバンク証券だ。株式投資を取り巻く環境はどう変化しているのか。 その中での投資家の関心事は──。同社の伊澤フランシスコ社長と証券アナリストの叶内文子氏が語り合った。

他では扱っていない銘柄を取引できる

【叶内】私はラジオで株式情報を扱う番組を担当していますが、コロナ禍以降、投資について漠然とではなく、具体的に考える人が増えている。リスナーの反響からそうした変化を感じます。

叶内文子(かのうち・あやこ)
フリーアナウンサー
証券アナリスト
1996年にラジオたんぱ(ラジオNIKKEI)入社。現在はフリーとして、ラジオNIKKEI「マーケットプレス」「和島英樹のウィークエンド株!」などに出演。日本証券アナリスト協会検定会員の資格を持つ。

【伊澤】実際、当社の口座開設数は、昨年のピーク時、前年比で約2倍となりました。将来に向けて、行動する人は確実に増えていて、手段の一つとして株式投資が選ばれています。

【叶内】サクソバンク証券というと投資の中級、上級者から支持されているイメージがありますが、いかがですか。

【伊澤】経験者の方は確かに多いです。ただ、最近は初めて口座を開くというお客さまも非常に増えている。当社の母体はデンマークに本社を置く金融グループで、すでに日本でも13年ほど事業を展開しています。おかげさまで認知度も高まり、さまざまなオンライン証券を比較した上で選んだという声を多く頂くようになりました。

【叶内】今はネットで細かく情報収集できますからね。サクソバンク証券が選ばれるポイントの一つは、やはり外国株式、米国株式になりますか。

【伊澤】おっしゃるとおりです。ある米国株銘柄に投資をしたいといろいろ調べたら、サクソバンク証券しか扱っていなかった──。そうした理由で口座を開設される方も少なくありません。当社は米国株式5000銘柄以上、アジア・中国や欧州などを合わせると1万2000銘柄以上で、外国株式の取り扱いは国内最多水準(※1)。この点には自信を持っています。

【叶内】考えてみれば、私たちはスマホも、ウェブサービスも、オンラインショッピングも、米国企業のお世話になっています。その意味では投資対象としても身近な存在ですが、やはり関心は高いですか。

【伊澤】非常に高いですね。理由の一つはやはりそのパフォーマンスでしょう。例えばこの30年間の株価指数を見ても、大きく上昇している(下図参照)。米国市場には世界中の勢いのある企業が次々と上場しますから、それが継続的な市場の成長をけん引しています。

【叶内】一度落ち込んでも、中長期ではそれを上回る成長を遂げているのが特徴です。また、米国株式は一株から購入できるので、数万円で気になった企業の株を買うことも可能。これも魅力です。工夫して、自分なりのポートフォリオを組みやすい。

【伊澤】まさにそこで、当社の豊富な取扱銘柄が生きてきます。誰もが知る大手企業はもちろん、今後飛躍が期待される小型株も多くカバーしているので、「これだ!」と目を付けた企業に投資していただける。注目の投資分野は刻々と変化しますから、その中でいかにチャンスを逃さない環境をつくっておけるか。これが収益に影響します。

グローバルスタンダードの質の高い顧客体験を

【叶内】米国株式というと、かつては取引手数料も高めでしたが、現在は各社とも企業努力をされている印象です。

【伊澤】はい。当社もそこには力を入れており、1注文当たり「取引金額×0.2%(※2)」でご提供しています。

【叶内】手数料は初心者、上級者を問わず気になるところですから、証券会社選びの一つのポイントになりますね。

【伊澤】そう思います。一方でもう一つ、投資経験の有無にかかわらず評価を頂いているのが当社の取引ツールです。著名な自動分析ツールを搭載し、最適な取引タイミングを通知する仕組みなども装備しています。

取引ツール内の口座分析レポートには、保有銘柄の取引シグナルなど分かりやすく示される。

【叶内】アナリスト分析も無料で閲覧できましたね。投資アイデアを発見するための情報が充実しているのは、確かに誰にとってもありがたい。先ほどあったとおり、新たな注目銘柄がどんどん出てくる中で、自分の考えや狙いを整理する材料になります。

伊澤フランシスコ(いざわ・ふらんしすこ)
サクソバンク証券株式会社
代表取締役社長
慶応義塾大学法学部を卒業後、リーマン・ブラザーズ日本法人などを経て、米リクイドネット証券の日本法人社長に就任。その後、SBI証券マーケティング部門責任者などを務め、2017年より現職。

【伊澤】ありがとうございます。初心者から上級者まで、レベルに合わせ使えるツールになっています。背景にあるのは、グローバルスタンダードの顧客体験を日本で提供したいという当社の思い。他にも、7種類の注文タイプに対応して就寝中もリスク管理ができるようにしたり、ほぼ24時間注文を受け付けて日本の通勤時間帯にも発注できるようにしたり、顧客目線のサービスを追求しています。配当金を自動的に再投資に充てられるサービスも、国内では私たちだけが提供しています。

【叶内】証券会社がそれぞれの理念や特徴に基づき競争することは、投資する側にとって有益です。複数の証券口座を持つ人も多いですから、目的に合わせて選べばいいわけです。

【伊澤】その点では、繰り返しになりますが、米国株式や世界標準の投資スタイルに関心がある方にとって当社は一つの選択肢になると考えています。

【叶内】米国株式市場はこの先金融正常化の道へ進むわけですから、投資家もこれからの動きが大事になりそうですね。

【伊澤】はい。見逃せない投資機会にもなり得ると思います。サクソバンク証券では、このたび非常に要望の多かった特定口座(※3)も開設しました。現在、手数料のキャンペーンも実施していますので、ぜひご注目いただければと思います。

※1 2021年10月末時点。
※2 2021年10月末時点。今後変更となる可能性があります。
※3 対象はETFを含む外国現物株式(一部のETFは対象外となります)。

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