お口の健康を左右するのは日々の「セルフケア」
口腔内の健康を守るためには、歯科医院で口の中の状態の点検やクリーニングなどを行ってもらう「プロケア」と、毎日自分で歯磨きなどをする「セルフケア」の両方が欠かせない。ただ、プロケアは多くても年に数回であるのに対し、残りの360日以上を占めるのはセルフケアだ。内田氏は「『歯医者に行けば何とかしてくれる』と考える方は多いですが、プロケアはあくまでも、普段のセルフケアで行き届かないところを補完するもの。結局はセルフケアの質が、お口の健康を大きく左右します」と、その重要性を強調する。
歯科衛生士
東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校卒。早稲田大学大学院創造理工学研究科修了。修士(経営工学)。歯科衛生士の教育に携わる。
しかし実際は、「40~50代になって、『もっと若い頃からしっかりケアしておけばよかった』と後悔する人は非常に多い」(内田氏、以下同)。そしてこの世代のビジネスパーソンがオーラルケアで抱えるリスクのうち、最も気を付けてほしいのが歯周病だ。歯周病になると、歯肉が炎症を起こし、悪化すると歯を支える土台の骨が溶けて歯が抜けてしまう。予防には、日々の歯磨きで原因となるプラーク(歯垢)を除去するしかない。「40~50代で新たにむし歯ができることはそれほど多くありませんし、むし歯で失った箇所は、被せ物やインプラントなどである程度代替が利きます。一方、一度失われた歯肉や骨を取り戻すことは困難です。だからこそ正しいケアが必要です」
ビジネスパーソンが気にすることが多い口臭も、「原因の多くは歯周病によるもの」だという。「口臭が気になるとマウスウォッシュを使う人が多いのですが、原因の除去にはなりません。歯周病予防には、日々のセルフケアで、歯に付いた汚れをしっかり落とし、口腔内を清潔に保つことが重要です」
難しい「適切な歯磨き」を正しく効率よく短時間で
セルフケアの中心となるのは日々の歯磨きだが、「多くの人は『磨いている』が、『磨けていない』という状態」。正しい動きと圧力で歯ブラシを使わないと汚れは落ちないが、「『強くこすれば汚れがよく落ちる』と勘違いして、歯や歯肉を傷つけていたり、強く磨き過ぎて歯の表面が削れたりしている人は多い。どんなに丁寧にケアをしていても、40~50代になると歯肉は少しずつ下がるもの。露出した歯の根元はエナメル質よりも弱いセメント質なので、強く磨くと削れて染みるようになってしまいます」
力の入れ加減だけでなく、歯ブラシの当て方も重要だ。歯の並び方は、くっついていたりずれていたり重なっていたりしてかなり複雑なことに加え、細部までは自分では見えないので、口の中を想像しながら歯ブラシの毛先を正確に“磨くべき位置”に当て続けるのはかなり難しい。その結果「歯と歯の間や、歯と歯肉の境目は、どんなに丁寧に磨いているつもりでも磨き残しになっていることが多い」という。
そこでお勧めなのが電動歯ブラシだ。手磨きの場合、正しい磨き方であっても、しっかり汚れを落とすのに5分はかかるが、パナソニックの「ドルツプレミアム W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88」(以下、ドルツプレミアム)ならわずか2分。約1ミリメートルの幅で1分間約3万1000ブラシストローク振動するため、歯肉への負担を抑えながら効果的に汚れを取り除くことができ、プラークの除去効率も手磨きに比べて高い。「短時間で効率よく汚れを落とすことができ、磨いた後の『ツルツル感』が全然違う」と内田氏は話す。
適切な歯磨きには、「押し付け過ぎないよう適切な強さで、細かく丁寧に動かすこと」と、「正しい位置にブラシをしっかり当てること」という二つの動作が必要だが、これらを完璧にできている人はなかなかいない。電動歯ブラシなら、「細かく動かすこと」はブラシに任せ、自分では「正しい位置にブラシを当てる」ことだけに集中できる。
しかもドルツプレミアムなら、適切なブラシの当て方をガイドし、「正しい磨き方になっているか、視覚的にセルフチェックできる」。歯と歯肉の境目を磨く際に適切とされる45度に近づくと、歯ブラシの柄が青く光るほか、歯ブラシを押し付け過ぎると赤色に、必要以上に動かすと黄色に点灯するため、理想的な磨き方が視覚で分かるのだ。内田氏は「磨いているのに磨き残しがある人、歯磨きが面倒な人にはぴったり」と話す。
さらに、内田氏が使用してみて驚いたのは、その軽さだ。本体はわずか約95グラムで、日本人の手に合った持ちやすいスリムな形状。電動歯ブラシは大きい、重いといったイメージを払拭してくれる。また、日本人の顎や歯に合わせたコンパクトなブラシヘッドで、磨きにくい奥歯にも届きやすい。

ベストコンディションで人生100年時代を生きる
歯と歯の間に物が詰まりやすい人、歯列矯正をしている人や、むし歯などで歯に詰め物や被せ物をしている人は、歯ブラシと併せて「ジェットウォッシャー ドルツEW-DJ55」の使用がお勧めだ。
歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスでは届かない細かな隙間の汚れも、特許技術による「超音波水流」でやさしく効果的に洗い流すことができる。水流に含まれた微細な泡がはじけることで汚れを剝がし取るので、水圧だけに頼らない分、歯肉への負担が抑えられている。「40代以降になると歯肉が下がり、歯と歯の間に隙間ができ、物が詰まりやすくなるため、ぜひ使ってみてほしい」という。
「人生100年」といわれる現代、寿命が延びるのに合わせて、自分の歯もこれまで以上に長い期間使わなくてはならない。「そのためにもこれからは、セルフケアがますます重要になります。しかし、忙しいビジネスパーソンは、歯磨きばかりに時間をかけるわけにはいかないでしょう。歯を良い状態に保ち続けるために、テクノロジーを活用しながら楽できるところは楽をして、効率よくお口の健康を守ってほしい」とは内田氏の切なる願いだ。
