「つよくて、やさしい。」鉄骨ユニット住宅の特長を凝縮
積水化学工業が、住宅をユニット単位に分割して、品質管理の徹底された工法で精密につくり込むユニット工法による住宅「セキスイハイム」の販売を開始したのが1971年。その後50年以上にわたり、提供を行っている。工期の短さや、耐震性能、環境性能の高さは、その代名詞ともなっていたが、「新築戸建て住宅市場で、職人不足や資材費用の高騰、土地価格の上昇が顕著となる中、セキスイハイムの鉄骨ユニット住宅の持つ強みがより活きるようになっています」と和智氏は語る。
積水化学工業株式会社
住宅カンパニー マーケティング部長
同社のユニット工法は、工程の大半を高度に自動化された工場の中で行うことにより、建築現場の工期短縮を実現する。このため、天候の影響をなるべく抑え、施工現場の負担を軽減しながら高品質で強度の高い住宅をつくることが可能だ。また、資材を計画的に調達することで効率化を図り、品質を維持しながら建築コストを抑えているところも、工場生産ならではの合理的な建築手法といえる。「工場生産による生産効率の高さや、付加価値が高いものをリーズナブルに提供できるといった特長は、現在の厳しい住宅市場環境においても大きな強みになる」と和智氏は力を込める。
土地の価格が高騰し、住宅価格が上がっている昨今は、住宅の資産性に対する目もシビアになっている。だからこそ、堅牢性の高い鉄骨住宅の強みを存分に活かし、さらに耐震性能や快適性能、デザイン性を高めたELVIAは、確かな目を持つハイエンド層の注目を集めているのだろう。和智氏は、「発売以来、問い合わせの数も増えています」と自信を見せる。
高い耐震性能を追求、さらに安全性を高め住宅の資産価値を保つ
ELVIAは3つの進化「住性能進化・住空間進化・デザイン進化」の観点から、下表の特長を有する住宅である。

ここで特に注目したい特長の一つが、高い耐震性能である。
セキスイハイムは、1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震でも耐震性を発揮しており、地震への強さは「絶対に譲れない」(和智氏)ポイントだ。耐震技術のアップデートは継続的に行っており、例えば2007年に、地震エネルギーを吸収して地盤に逃がす鉄骨ユニット構造体と、一般の耐力壁(※4)を超える強度で揺れを軽減する高性能外壁を組み合わせた、独自のハイブリッド耐震システム「GAIASS(ガイアス)」を開発し、その後ほぼ全ての邸で採用されてきた。そしてELVIAでは、さらにユニットの鉄厚を適正化し、構造体と建物基礎の接合強度を上げた「GAIASS2.0」を採用することで、建築基準法の耐震基準の2倍相当(※2)の性能を実現した。
ELVIAはなぜ、それほどまでに高い耐震性を追求するのか。和智氏は「住宅の耐震性は、『家族や財産を守る』という基本性能に直結しますから、強靭さの追求は住宅メーカーの使命の一つ」としたうえで、こう言い切る。
「マグニチュード8~9クラスの南海トラフ巨大地震が、今後発生する可能性があると言われています。耐震性は、いくら高めても『ここまでやれば大丈夫』と言い切れるものではありません。地震で倒壊しにくいのはもちろんですが、揺れを低減し、家具の転倒などの二次被害を軽減することも、耐震性能を追求するうえでの重要な目的です」
さらに、地震の被害を抑えることは、住宅の資産価値維持にもつながる。高いレベルの耐震性能の追求は、住む人の安全性と住宅の資産性の両面を求めた結果だろう。家族、仕事、資産など、“守るべきものを多く持つ人”のニーズに適う、ELVIAだからこそ提供できる価値といえる。
高い断熱性と新開発の空調システムによる省エネと快適性能の両立
もう一つ、注目したい特長が、省エネと快適性能だ。
一般的に鉄骨住宅は、堅牢性に優れる一方で、鉄という素材が持つ熱伝導率の高さのため、断熱性を高めることが難しいとされている。しかしセキスイハイムは、高性能部材を採用することで断熱性能を上げ、断熱等級6(※5)を標準化してきた。そこからさらにELVIAは、屋根や外壁の断熱性を高めることで、断熱等性能等級の最高水準である等級7(※3)への対応も可能にしている。
断熱性が高ければ、一年を通じて空調効率が上がり、省エネ効果が高まる。そして、冬は暖かさを逃しにくく、夏はさわやかな空気を保って暑さを和らげることができ、より心地よい空間を維持することができるのだ。
ELVIAの躯体の断熱性の高さを活かし、より快適な環境を実現するのが、新開発の空調システム「AirLax」だ。これは、空気をきれいにする換気機能と冷暖房を連携させた仕組みで、リビングなどの居室だけでなく、温度差の生まれやすい廊下や洗面室なども快適に保つことができる。各部屋に個別にエアコンを設置する場合に比べ、年間約3.9万円(※6)の光熱費を削減し、快適性と経済性を両立させている。和智氏は「『全室空調』を超えた『全館空調』(※7)を実現するAirLaxにより、快適な環境を保つことができます。鉄骨ユニット住宅の間取りの柔軟性も、より活かすことができるでしょう」と語る。
快適性能におけるELVIAのもう一つの特長が、「睡眠環境サポート」だ。AirLaxは、家庭内のエネルギーを管理する同社のHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)である「スマートハイムナビ」に連携することで、季節や曜日、時間帯に応じた空調の運転モードを簡単に制御できるようになる。そして寝室では、睡眠中の一般的な深部体温変化の動きに合わせて、入居者が設定した時間に室温を調整(※8)することや、起床時間に合わせた照明の照度や色味をコントロール(※9)することも可能。つまり、室温とあかりの両面から、心地よい睡眠環境をサポートする。この“自分に合わせて設定できる寝室”は、日々アクティブに過ごすビジネスパーソンにとっての“安らぎの空間”となるだろう。
「背景には、『暮らしている方が、そこで喜びを感じていただけるような空間を提供したい』という思いがあります。責任ある仕事を抱える忙しいビジネスパーソンが、リラックスし、リフレッシュできる家づくりにも、役立つと考えています」と和智氏は話す。
家の時間を豊かにするデザイン性の高さ
豊かな時間を過ごせる家づくりには、耐震性能や快適性能などの機能だけでは足りない。和智氏が「かつては、『ユニット工法の住宅は、どれも似たような外観』と言われていましたが、ELVIAはそれを超越する高いデザイン性がある」と強調する通り、デザイン性の高さもELVIAの“売り”だ。
ELVIAは、新開発された大型で耐久性の高い磁器タイル「ルミナタイル」の外壁を採用したほか、雨どいが外から見えないよう内蔵することも可能となり、シャープな外観が目を引く。1階と2階にある、最大約4.2mの庇も特長的だ。和智氏は「バルコニーやテラスというよりも、『庇があることによって生まれる、リビングや寝室の延長上にある空間』としての利用をイメージしています。食事をしたり、読書をしたりと、家の時間を豊かに過ごすためのマルチなスペースとしてご利用いただきたいですね」と語る。
内装については、上品で洗練された普遍的で飽きのこない美しさを目指す「Neutral Luxe(ニュートラルリュクス)」をテーマとして、4つのインテリアコンセプトを用意している。「ELVIAに住まわれるお客さまが、自分らしさを表現できるようにと考えたスタイルです。そして、家具などご自身で選ばれたものを組み合わせ、自由に完成形をつくっていただきたいと願っています」(和智氏)
ELVIAには、耐震性や堅牢性に象徴される「つよさ」、省エネ性や快適性、デザイン性が生み出す「やさしさ」がある。また、その商品名称は、「住まいを通じて、住む人の暮らしや価値を洗練・上質(Elegance)へ引き上げ(Elevate)、人生を高みに誘う(Via)邸宅」に由来する。日本の土地価格は全国的に上昇傾向が続いており、特に都市部でその傾向は顕著だ。価値ある“土地”に見合う、価値ある“家”を建てることが、“不動産”としての競争力の維持・向上に直結する。効率性、機能性、そして資産性を重んじるビジネスパーソンが住宅に求める高い要求に応え得るELVIAは、「自分らしさにあふれた、自慢できる家」となるだろう。
※2025年10月21日ご発信のリリース文より引用
※1:イメージCGであり、実際の仕様と一部異なる場合があります。
※2:建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)第82条の5第5号に規定する地震力に相当する力の2倍となる力の作用に対し、構造躯体が倒壊、崩壊等しないこと。プランや一部採用メニュー等の条件によっては適合しない場合があります。
多雪エリア向け商品は対象外となります。(建築基準法の規定により定められた垂直積雪量が100cm以上200cm未満の市町村)
※3:住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく断熱等性能等級7の略。寒冷地を除く省エネ地域区分5~7地域が対象です。(主に仙台以南から鹿児島まで)プランや一部採用メニュー等の条件によっては断熱等級7に該当しない場合があります。
※4:9cm角の筋交いを使用した耐力壁(壁倍率3.0)との比較。
※5:住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく断熱等性能等級6の略。省エネ地域区分5~7地域(主に仙台以南から鹿児島までの温暖地が該当)が対象。プランや一部採用メニュー等の条件によっては、断熱等級6に適合しない場合があります。
※6:[試算条件]エアコンは24時間運転での場合。建築地:名古屋、延床面積:131.28m2、UA値0.26、PV 10.44kW、蓄電池13.2kWh(グリーンモード)、調理:IHヒーター、給湯:エコキュート、電力契約:中部電力「スマートライフプラン(夜とく)」(2025年10月時点)、太陽光買取価格:1~4年目24円(2025年想定)電力契約:中部電力「従量電灯B」再生可能エネルギー発電促進賦課金:3.98円(2025年度)、燃料調整:2025年8月~2025年10月の平均。「電気・ガス価格激変緩和対策事業」による値引きは含みません。
邸ごとの敷地条件、プラン、設備仕様、生活スタイル、今後の購入電気代単価の変動などにより変化し、当該試算値に満たない場合があります。
※7:浴室やトイレなど空調吹出が設置されない箇所は直接的な温度調節の対象外です。全館の温度が均一になるものではありません。
※8:本製品は室温を管理するシステムであり、居住者の深部体温に働きかけるものではありません。この製品は自動的に眠りや体温を検知して室温を調整するわけではありません。外気条件により設定温度にならないことがあります。
※9:制御には対象の設備の設置とHEMSへの接続が必要です。この製品は照明の照度と色温度を制御するシステムであって、居住者の生体機能に働きかけるものではありません。また、自動的に眠りや体温を検知して照明を調整するわけではありません。