会社員投資家が「株式投資」から「不動産投資」に転向した理由
――Tさんは50代前半、外資系の医療機器販売会社で管理職を務められる一方で、10年以上不動産投資を続けられ、現在は木造アパートを複数棟所有されているとお聞きしています。そもそも不動産投資を始められたきっかけは何ですか。
【オーナーTさん(以下、Tさん)】私には妻と3人の娘がおり、「会社員の給料で3人の子どもの学費を払い、さらに家族旅行などしていたら、貯金など絶対できないだろう」と思っていました。貯金もない状態でもし私が倒れたら、家族は路頭に迷ってしまうでしょう。「こんな状態をなんとかしたい。お金持ちになりたい」と思っていたとき、『金持ち父さん貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著/筑摩書房)という本を読んで、「サラリーマンだけやっていてはお金持ちになれない」と気がつきました。サラリーマンの一本足打法だと、お金持ちになるには出世しないといけません。でも管理職になるには時間がかかるし、ストレスも大きい。本に「お金持ちになるには、ビジネスオーナーになるか、投資家になるかだ」と書かれていたので、投資をしようと考えたんです。30代半ばのことでした。
――数ある投資の中から、なぜ不動産投資を選ばれたのでしょうか。
【Tさん】最初は株式投資をやってみたのですが、思っていたような成果が出なかったんです。そこで不動産投資に転向して、当時住んでいた福岡市内に中古のワンルームマンションをいくつか買ってみたものの、入居者がつかず、なんとか埋めようとして周辺物件との家賃の叩き合いになってしまいました。「こんなやり方ではお金持ちにはなれない」と悟り、買った物件は売り払いました。そこから改めて勉強して、「土地が残るアパート一棟買いがいいのではないか」と考え、robot homeで物件を購入しました。それが今から10年ほど前のことです。
――株式など他の投資と比較して、不動産投資のメリットはどこにありますか。
【Tさん】一番大きいのはレバレッジが効くことだと思います。会社員は銀行の信用を得やすいので、少ない自己資金で大きな融資を引き出して投資をすることができます。また価格が上下する株式と違い、不動産の家賃収入は一定で、部屋が埋まりさえすれば安定的に利益を出すことができます。収益に再現性があるんです。
頭金1500万円で木造アパートを2棟購入。ほぼ“丸投げ”で不動産経営を開始
――一棟アパートを購入するにあたり、さまざまな取り扱い企業がある中でrobot homeを選んだ理由をお聞かせください。
【Tさん】robot homeは不動産投資による資産形成や賃貸管理に、AIやIoTといったテクノロジーを積極的に導入しています。例えば、賃貸管理に関わる入居者とのコミュニケーションをスマホアプリで行うところなど、斬新で先進的な印象がありました。提案された自社物件は内外装なども分譲マンションのような高級感があるおしゃれなもので、「若い入居者と親和性が高い。この会社は絶対伸びるな」と感じたのです。
――robot homeでは入居者だけではなく、オーナーの方とのやりとりもスマホアプリを介して行うそうですね。
【Tさん】中古ワンルームに投資していたときにストレスだったことのひとつが、管理会社の担当者とのやりとりです。すべて口頭で行われ、約束が守られないこともありました。アプリであればやりとりが可視化できますし、“言った・言わない”といったトラブルも防げます。robot homeではこちらからの連絡には、担当者が不在の場合も他の社員が迅速に対応してくれました。私自身も営業職なので、そうした透明性の高さやスピード感には感心させられましたね。
――robot homeは“土地から選べるアパート経営”として、5大都市の駅徒歩10分以内を中心に厳選した土地の提案を行うとお聞きしていますが、物件選びはどのように行われたのですか。
【Tさん】私の場合は、「福岡市内」という希望以外はお任せでした。robot homeから「この土地にこのような建物を建てて、家賃はいくらで収益はこれぐらい」という提案を受けて、それを買っただけです。私は土地選びや内外装のデザインなどはプロに任せるのがベストと考えています。価値観は人によりさまざまですので、土地や物件デザインの選定に希望がある方は、それを伝えるとよいと思います。
その時は、頭金1500万円で木造アパートを2棟買いました。会社員が不動産投資、不動産経営をする場合、やり慣れていないことをいろいろやらなければいけないのが大変ですが、robot homeでは賃貸管理もやってくれるので、ほぼ“丸投げ”で済みました。
――一棟買いの不動産投資を始めるにあたり、不安はありましたか。
【Tさん】2棟の頭金を払ったら自己資金はほぼゼロになりました。そこで不安だったのが、「本当に満室になるのか」ということです。ただrobot homeでは満室保証(※)がついていて、空室が出た場合に家賃のサポートがあることは安心材料でした。実際には募集してすぐ満室になり、2棟分の家賃収入から融資の返済など諸費用を引くと月20万円ほどが利益として残りました。提案時のシミュレーション通りになりましたね。
※満室保証には免責および諸条件があります。
売却も経験。現在は6棟所有、純金融資産は1億5000万円に
――その後、一棟買いの棟数を増やしていったのですね。
【Tさん】最初に買った2棟がすぐに満室となったので、翌年にもう1棟、その翌年にさらに1棟を買い足し、4棟まで増やしました。家賃収入には手をつけずに、S&P500やオールカントリーといった手堅い投資信託で運用し、次のアパートの頭金に充てていくということを繰り返していったのです。
――3、4棟目を買うときには、新たに頭金を準備したのですか。
【Tさん】自己資金が少なくても買えるような物件と銀行の紹介を、robot homeから受けました。他社は物件の提案はしても、「銀行は自分で探してください」というケースが多く、それが一苦労なのです。robot homeは物件提案とセットで融資についても紹介してくれるので、銀行探しに奔走する必要がなく、非常にありがたいです。
――現在の資産状況は、どのようになっていますか。
【Tさん】一棟買いした最初の2棟のうち1棟を、購入から10年経ったところで売却しました。robot homeから、「今は不動産市況がとてもいいので、売却益を出しているオーナーさんも多いですよ」と情報提供がありました。別に売らなくてもよかったんですが、多少強気の値段を設定して売り出したら、2週間ほどで売れてしまい、三千数百万円の売却益が出ました。この売却益を次の投資に回し、2024年に2棟、25年にも1棟買い増しています。現在、所有物件は6棟になり、返済や手数料等を除いた月々のキャッシュフローは100万円以上。不動産を除く純金融資産も1億5000万円ほどになっています。
――購入から売却までを通じて、robot homeの印象はいかがでしたか。
【Tさん】オーナーを大切にしてくれる会社だな、と感じています。robot home主催のオーナー会が頻繁に開催され、そこで他のオーナーと親しく話すことができ、学びや刺激があります。不動産オーナーは自身の不動産経営について、会社などで話題にしたり相談したりすることができませんから、孤独なんです。おかげでオーナー同士のネットワークができ、自分にとっての糧となっています。
50代でMBAに挑戦! 資産面の安心感が人生にポジティブなサイクルを生む
――お話を聞くかぎり大成功のようですが、不動産投資をしていて、壁にぶつかった経験はありますか。
【Tさん】いえ、ずっと順調です。逆に、本業の医療機器販売では2020年に起こった新型コロナ禍で、「営業に行こうにも動けない」という壁にぶつかりましたが、その間も家賃収入は安定して入ってきました。不動産投資が不況にも強いことが確信でき、それもあって「もっと投資を増やしていこう」と考え、買い増したのです。
――不動産投資が成功したことで、メンタル面での変化はありましたか。
【Tさん】私は外資系の会社に勤めているので、定年までいられるかどうかわかりません。しかし不動産収入のおかげで「いつ辞めても大丈夫」と感じられ、精神的に落ち着きました。3人の娘の教育費などの不安も解消されましたし、今後、家族の挑戦を金銭面でもサポートできるという安心感があります。私自身も、知的好奇心を満たし、ビジネス戦闘力を上げるため、50代から経営大学院に通い始めました。今後はこうした自己投資や旅行、食事といった思い出づくりなど、今までしたことがなかった経験にお金を使っていきたいと思っています。不動産投資は今後も続けていこうと考えていますが、私ももう50代。人生の持ち時間も短くなっています。「お金は貯めるだけではなく、使っていかないといけない」というマインドに変わってきています。そこは人生観によるでしょうね。
――これから不動産投資を始めようと検討しているビジネスパーソンに向けて、アドバイスをいただけませんか。
【Tさん】まずは信頼できる会社から物件を購入することが大事です。会社員の場合、本業が第一ですので、購入後の管理も一気通貫でやってくれるところがいいでしょう。物件を購入するときは、利回りを追求しすぎるとかえってリスクが大きくなってしまいます。手堅く経営し、物件の価値を下げずに売却していくことが大切だと私は考え、実践しています。私がrobot homeで不動産投資を開始したのは40代前半のことでしたが、投資を始めるのは早ければ早いほどいいと思います。ですが、50代、60代から不動産投資を始めても全く遅くはありません。年金不安で気を病むぐらいなら、投資をしたほうがずっといいと思います。
不動産投資のいいところは、「すべてを自分の判断で決められる」点です。仕事では、組織の都合などにより、自分の思い通りにできないことは珍しくなく、会社員にとっての大きなストレスです。私は不動産投資を始めたことで、「自分の人生のオーナーシップが取り戻せた」と感じています。これは何物にも代えがたい喜びですね。
株式会社robot home
代表取締役CEO
多忙なエグゼクティブの不動産経営に、テクノロジーに基づく“プロの判断力”を。
「テクノロジーで、住宅を変え、世界を変えていく。」という経営理念の下、私が創業以来目指してきたことのひとつが、「テクノロジーの活用による、不動産業界特有の“情報の非対称性”の解消」です。
多忙なエグゼクティブにとって不動産投資の最大の障壁は、情報収集をはじめとする「手間」だといえるでしょう。我々は土地選びから売却まで、アプリひとつで完結する「一気通貫モデル」を構築しました。さらに、現在開発中の「AIアセットマネージャー」では、不動産ファンドがアセットマネジメント会社を使うように、個人投資家が高度な助言に手軽にアクセスできる世界の実現を目指します。
テクノロジーの力によって「誰もが安心して取り組める資産形成」を標準装備にすること。それが、「良質な賃貸住宅の供給」や「住まいへのIoT導入による社会課題の解消」といった社会貢献に繋がると確信を持ち、日々邁進いたします。