●材料(4人分)
サンマ3尾(三枚におろし、腹骨を除いたもの)、大根おろし150g、醤油大さじ1、すだち2個、米3合、A[水420ml、淡口醤油、酒各40ml、味醂大さじ1]、塩、サラダ油各適宜。
●つくり方
(1)米は両手でやさしくこするように“おがみ洗い”をする。水は4回ほど取り替えればOK。10分ほどザルに上げ、しっかりと水気をきる。
(2)(1)を40分ほど浸水する。米の表面が満遍なく白色になったら米が均一に吸水した証拠。
(3)土鍋に(2)とAを入れて蓋をし、中火強で加熱する。沸騰したら中火で2分、弱火7分、ごく弱火で5分炊く。
(4)サンマの皮目に5mm幅の間隔で細かく包丁を入れ、皮目だけに塩を多めにふる。
(5)フライパンに油少々を熱し、サンマの皮目を下にして、縁が白くなるまで強火で焼きつける。
(6)炊き上がった(3)に(5)のサンマの身部分を下にして並べ入れ、5分ほど蒸らす。
(7)大根おろしをのせ、醤油を垂らし、すだちを搾って、よく混ぜていただく。
土鍋+直火がおいしいワケ
高井さん曰く「大切なのは米をやさしく育てること」。強力なガスの炎が土鍋を包み込み、ゆっくりと熱を伝えるからこそ「米がストレスを感じることなく、香り良くふっくら炊き上がる」。