仕事においても人生においても、自分が指揮官であり、お金と時間をコントロールできている。何より、お金そのものではなく、仕事を追いかけている。それが1桁上の額を稼ぐ人たちの特徴。彼らのところに、お金が集まるのは、自然の理法があるからという。安岡正篤、松下幸之助、稲盛和夫らにも共通する法則を、8つの項目に集約した。いずれもが、ビジネスパーソンが今日から胸に留め、実践できる考え方と習慣だ。
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自分で稼ぐことに対し、自信がある
自分で稼ぐことに対し、自信がある
稼ぐ人は、お金やものに執着しません。それどころかいまの仕事や地位にも固執しない傾向があります。安定して収入を得られるポジションにいても、あっさり捨てて転職や独立をしたり、まったく違う分野に挑戦します。現状が頭打ちだから新天地を求めるというわけでもありません。たとえ将来が約束されても、そんなことに関心がないかのように環境を変えていきます。
いま持っているものを失うことに、なぜ抵抗がないのか。それは根底のところで自分というものを信じているからでしょう。成功する人は、どのような環境になっても、まわりの人とうまくやれるし、食べていけるという自信を持っている。だから慎重には考えますが、財産や収入を一時的に失うことを恐れないのです。
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(構成=村上 敬)

