2013年1月19日(土)

三井物産で排出権取引を担当する中村浩美さんは「月曜がスタートだとしたら、そこでいったん区切りをつけて締めを意識するのが金曜日」であると言う。

「排出権取引は何かをつくり出すというより、問題解決型の仕事。全体を俯瞰しながら、いま問題になっているものを見つけ出し、1つ1つ解決していくことが大事なので、1週間単位で行動するというスケジュールにはなりません。しかし金曜日には自分が抱えている課題の再確認を集中的に行って、きちんと対処できているかどうかを判断しています」と、中村さん。

就業時間中は社内外の関係者とのミーティングを重ね、出張で世界中を飛び回る。新しい領域の仕事であるがゆえに、週ごとに「ここまでのタスクを完了する」という線引きはできない。だからこそ自分なりの区切りを設けて、仕事のリズムをつくることがプラスに働くようだ。

同様に、やはり金曜で区切りをつけるため、あらかじめ午前中に空き時間を設けておくのが、JTB法人東京の久保田さんだ。

「翌週への積み残しが出ないよう、木曜までにやりきれなかったタスクを必ずそこで終わらせるための予備の時間です」

久保田さんの場合は午後の多くを顧客との打ち合わせにあてているので、午前中を予備の時間に使っている。

参考にするならば、午前・午後にこだわらず都合のよい時間帯に空きをつくり、1週間の総まとめを行うと考えればよいだろう。

中村浩美 
三井物産 エネルギー第二本部環境事業部 排出権プロジェクト室 マネージャー 

1993年、上智大学卒業後、神戸製鋼所入社。その後アジア経済研究所・開発スクールを経て04年オックスフォード大学大学院修士課程入学。修了後、世界銀行を経て、07年、三井物産入社(嘱託)、09年より現職(正社員)。

 

久保田達之助 
JTB法人東京 事業開発部 事業開発部長  

1989年、明治大学政治経済学部卒業後、JTB入社。虎ノ門支店、コミュニケーション事業部を経て、2010年から現職。化粧品メーカーと共同開発した、旅行用の殺菌ジェル「いつでもどこでもハンドジェル」などがヒット。

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