「コミュ力お化け」は知らないフリをする

もし相手が話す内容を、自分がすでに知っていた場合、多くの人が「それ知ってる!」と、つい言ってしまいます。

そんなとき、コミュ力お化けは、相手のリズムや「ここから話すんだ」というワクワク感を最優先に考え、あえて知らないフリをします。

相手の話の内容について、すでに知っている場合でも、「いまは質問者に回るべきだ」と思ったら、あえて知らないフリをするのです。

赤いバラの花を持つビジネスマン
写真=iStock.com/frema
「コミュ力お化け」は知らないフリをする(※写真はイメージです)

人は歳を取っていくと、だんだんこの知らないフリができなくなります。経験を通して知っていることが増えていくからです。

相手に気持ちよく話させる

例えば上司と部下で考えてみても、経験的には圧倒的に上司のほうが多いので、部下が言うことに対して「そんなこと知ってるよ。もっと深く言うとな……」とマウントを取りがちになります。

また相手が話しているジャンルの話について、自分が達人級に専門知識を持っている場合も人は話したくなります。

知っていることについて、人はどうしても相手に自分の話をかぶせようとしたり、相手の話を奪ったりするのです。

しかし、コミュ力お化けたちはその知識を使って、さらに相手が話しやすくなる質問をします。

「相手に気持ちよく話させる力」をここで使うのです。