10倍、50倍と力強く上昇していく株とはどんな銘柄なのか。元証券マンのかぶカブキさんは、「投資としての効率が良いのは、月収5万のバイト学生からエリート会社員への変化のような、大きな乖離が見込める初動です」という――。

※本稿はかぶカブキ『決算書3分速読から見つける10倍株ときどき50倍株 2年で資産を17.5倍に増やした元証券マンの投資術』(KADOKAWA)を再編集したものです。

株価が上昇するイメージ
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どんな銘柄を選べば「50倍株」になるのか

株価が10倍、50倍と強く上昇していく大化け株とはどんな銘柄なのでしょうか。「業績が伸びている銘柄を買えばそれでいい」といった簡単な話ではありません。

業績が伸びていても、それが株式市場から十分に評価されてしまっていると、将来の業績成長の期待が株価に織り込まれていて既に高くなってしまっています。その段階に到達してからでは出遅れていて、その後の上昇余地はそれほど残っていない可能性があります。

要するに、大きく上がる株というのは、成長しているだけでは不十分です。「成長しているのに、その成長にふさわしい評価を受けていない企業」である必要があります。

このことを、鬼わかりやすいたとえ話で解説しましょう。

A君という学生がいるとします。彼はいまひとつパッとしない学生で、アルバイトで稼ぐお金は月5万ぐらいです。それでも、就活を死に物狂いで頑張った結果、高給で知られる超一流企業から内定を獲得することができました。この瞬間が、「ごく普通の学生でしかなかったA君が、生涯年収で普通の会社員を大きく上回ることがほぼ確定したタイミング」になります。