激辛メニューを積極的に食べる理由

ちなみに僕は、飲食店に入って激辛メニューがあると、けっこう頼むようにしています。

辛い料理は体の耐性ができないと、辛いだけで終わってしまって、美味しさがわからないんですよね。韓国料理で本当に辛くておいしい料理などは、食べれば食べるほどおいしく感じるようになるので。そういう味を食べてわかるようにするためのレベルアップだと思っています。

やっぱり腐ったものを食べたことのある人じゃないと、「腐っているから、これは食べないほうがいい」という判断ができないと思うんですよね。

だから、僕は食べたことのないメニューがあれば必ず食べるようにしています。

経験で乗り越えられることは早めに経験した方が得

ワインで、コルクのカビの臭いが溶け出して劣化したものを「ブショネ」といいます。

たまたま行ったお店で店員さんが「今日、ブショネが出たんですよ」と教えてくれたので、頼んで飲ませてもらったんです。

飲んでみたら、聞いていたほど最悪ではなくて、僕はそれほど気にならずに飲めました。

西村博之『ひろゆき流 ずるい問題解決の技術』(プレジデント社)
西村博之『ひろゆき流 ずるい問題解決の技術』(プレジデント社)

ワイン好きの知り合いの中には、ブショネをいろいろと飲んだせいで、そのセラーの中にブショネのワインがあるだけでもわかるっていうぐらい敏感になっちった人もいるんですが、僕は全然、大丈夫でした。

しょっぱすぎるとかは塩分の摂り過ぎで体調を崩しますが、めちゃくちゃマズいものを食べても、体調崩すことって基本的にはないはずなんですよね。なので、僕はマズいものは積極的に経験していった方がいいと考えています。

好奇心もあるのですが、経験値が増えてレベルが上がるような感覚ですね。

人生は長いので、経験で乗り越えられるようになるんだったら、早めに経験した方が得だよね、という考えです。

【関連記事】
【第11回】「頭のおかしな動物が何か言っている…」ひろゆきがコールセンターのバイトで実践した無敵のクレーマー対応
「自分で考えろ」と丸投げして、部下の失敗にはブチギレ…日本の企業をダメにする「無能上司」の典型例
会議で重箱の隅つつく「めんどくさい人」を一発で黙らせる天才的な質問
頭のいい人はそう答えない…「頭の悪い人」が会話の最初の5秒によく使う話し方
「間違えたんだから、責任を取れ」オペレーターに詰め寄るモンスター客に上司が放った"爽快なひと言"