それから助言でしたか。

――はい。

これについては、何か聞かれればそのときに私の意見を言うことがあります。恐らくそれぐらいだと思います。それから結婚についてですけれども、今、特に何か話し合っているということはありません。また、女性皇族が結婚後も皇室に残ることと、娘のその意思の尊重ということにつきましては、私は今までも本人の意思はできる限り尊重する、という立場をとっておりました。一方で、結婚後も内親王が皇室に残ることというのは、これは制度のことであって、そのことについて私が何か申すことではないと考えております」

「話をするのは控えてほしいと申しているようですので」

長男悠仁さんについては、

「次は長男の学校生活ですか。この4月から高校生になって、恐らく今まで12年間、それまでの幼稚園から中学校まではある意味同じ学校と言いますかね、過ごしてきて、この4月から新たな所での生活になったわけですけれども、本人は授業や部活ですね、忙しくも充実した日々を送っているように見受けられます。

また、その次のことにつきましては、これも私は以前にお話ししたことがあったと思いますが、私自身の経験も少し含まれているわけですが、日本は本当に各地に様々な文化があります。そういうものを若いうちに実際にその場所を訪ねて、そこでそういうものにじかに触れるということは、将来的にも非常に大事なことなのではないかなと思っております。

それなので、折々に私もそういうことを本人には勧めております。また、それとともに書籍などを通じて、様々なことを、中でも日本の歴史などについては知っておいてほしいと思ってそういう話もすることがあります」

続いて、ニューヨークにいる眞子さんについて聞かれると、

「次に長女のことですけれども、これは本人が近況などについての自分のことについては話をするのは控えてほしいということを申しているようですので、私もここではお話を控えることにいたします」

と答えたのである。

新潮は「深刻な亀裂がいっそう浮き彫りになった」

それ以前に、加地隆治皇嗣職大夫も定例会見で、小室さんの司法試験合格の報を聞いて、「秋篠宮ご夫妻はお喜びのご様子とお見受けします」と語っていたのだ。

そのため、少しは眞子さんについて話すと思われていたが、驚いたことに、口止めされているといったのである。

新潮は、この会見で秋篠宮一家の深刻な亀裂がいっそう浮き彫りになったといっている。

「それは殿下のご回答にあった“控えてほしいと申しているようなので”という言い回しに端的に表れています。つまりは殿下が直接、眞子さんからご希望をお聞きになってはいないという意味なのですが、実際に現在、紀子妃殿下ともども、眞子さんとは直接にお話しできない状態にあります」(秋篠宮家の事情を知る関係者)

ではどうやって眞子さんの情報を聞いているのだろう。