腸内環境が悪いと太る

腸内環境が悪くなり、ドロドロした質の悪い血液が全身を流れると、代謝も悪化して、脂質は「内臓脂肪」として蓄積され始めます。一方、腸内環境がよければ、吸収されずに余ってしまった栄養が脂肪として蓄積されることはありません。

同じだけ食べていても、太る人と太らない人の違いがあるのは、体質もありますが、単純に、腸内環境が悪い人は内臓脂肪が溜まって太りやすく、腸内環境のよい人は溜まらないからであることも多いのです。

私の「便秘外来」を訪れた患者さんの中には、腸内環境が改善しただけで、5~10kgのダイエットに成功した方がたくさんいます。

とくに、①それほど食べているつもりはないのに太ってしまう、②年齢を重ねて太りやすくなった、③ダイエットが失敗ばかり……という方は、ぜひ腸内環境に目を向けてみてください。

肝臓が見た目の若々しさのもと

次に、私たちの見た目の若々しさや美しさは、どの臓器の影響を受けると思いますか。意外と知られていないかもしれませんが、その答えは「肝臓」です。

肝臓がきちんと機能していれば、肝臓から心臓を通って全身に行き渡る血液は、きれいで質のよいものになります。その結果、疲れにくい体になるだけでなく、肌や髪も美しくつややかになり、全身が生き生きしてくるのです。

そして、肝臓をよりよく機能させるためには、血液をつくる大本である腸内環境をしっかり整え、肝臓に質のよい血液を送ることが必須条件です。この点でもやはり、腸内環境の重要性がわかると思います。

なお、腸内環境が整っていないと、いくら高価なサプリメントをとっても、その有効成分はほとんど体内に吸収されず、また、高価な化粧品を使っても髪や肌の細胞には届かないということも覚えておいてください。

体重を落としたり、見た目の若々しさを維持したりしたいのであれば、まずは腸内環境を整えることです。