「トップランナー」であり続けるために

着眼点⑥ ビジネスで大切にしている4つのポイント

本稿のまとめとして、僕がビジネスをする際に大切にしている4つのポイントをお伝えします。

第1のポイントは、ビジネスは自分の利益よりも、「相手のため」を思ってやるということです。

相手を騙すとか、陥れるようなことは絶対にしません。何をやるにしても、少しでも人のためになるように心掛けています。相手のためになるということは、結果的に自分のためにもなるのです。

第2のポイントは、「泣き寝入りをしない」ということです。できる限り「相手を泣き寝入りさせない」という配慮も大切ですが、自分だけがマイナスを食らうようなことはやらないと決めています。

持ち主が処分に困っている山を引き取る時でも、いくら相手が困っているからといって、ボランティアで引き取るようなことはしません。「固定資産税の80年分をください」など、何らかの対価をもらうようにしています。

その対価があれば、僕が死ぬまでの間に処分すればいいという時間的な猶予ができますから、後で泣き寝入りをしなくて済むのです。

第3のポイントは、どんなビジネスでも、つねに「単発でプラスになる」ことを意識しています。

これだけ儲かったからといって、その利益を他のビジネスに回すことはしません。ひとつひとつの案件で、それぞれが独立して利益を積み重ねていくことを重視しています。

儲かったビジネスの利益を他の案件に回し続けていると、いつの間にか玉突きの連鎖が始まって、気がついた時には総崩れ……という危険性があります。それを回避することは、リスク管理の基本だと思っています。

永野彰一『一生お金に困らない山投資の始め方』(クロスメディア・パブリッシング)
永野彰一『一生お金に困らない山投資の始め方』(クロスメディア・パブリッシング)

最後の第4ポイントは、ビジネスは「人ができないことをやる」という視点を大切にしています。

誰でもできるようなことには興味がないし、人ができないことをやるのでなければ、僕がやる意味がないと思っています。

別にオリジナリティーが大事とか、プライドの問題ではありません。誰の受け売りでもなく、自分が実際に体験して学んだ知識を総動員して、「これだ!」と思えるようなものでなければ、全身全霊を傾けたビジネスなどできないということです。

「お金をもらって物件を引き取る」という形に発展した山投資や不動産投資、山投資の過程で始めた電柱探しなど、すべては僕の体験から生まれたビジネスですから、僕が「第1号」であり「トップランナー」です。

「人が出来ないことをやる」というのは「ブルーオーシャンを探す」ということとイコールの意味だと考えています。

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