近い将来「山を買えない時代」が来る

僕は山が買えなくなる時代は「必ず来る」と予想しています。価格が高くなり過ぎて買えなくなるか、国が売買そのものを止める方向に動くか、そのどちらかは確実に起こると考えています。

実際、2019年に沖縄・宮古島で起こった「宮古島バブル」の際には、一部の地価が500倍に跳ね上がって大騒ぎになりました。

この現象は山が開発されて地価が高騰しただけで、元々の価格が安すぎたために500倍という数字になっただけですが、こうしたことが起こる可能性は常にあるということです。

これからは、雑木林のような単に木が生えているだけの山でも高価値になる可能性があります。維持費が掛からないならば、場所の特定ができていないような山であっても、将来的には得となる可能性があるのです。

もし1円で買えるならば、どんな山であっても、すぐに買って持っていた方がメリットがあると思っています。僕は現在、オンラインサロンのメンバーにも、そうしたメッセージを強く発信しています。

奈良県曽爾高原
写真=iStock.com/Yagi-Studio
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必要なのは「お金」ではなく「行動力」

山を買えない時代は必ずやって来ると考えていますから、僕が今やっているような山投資というのは、そんなに長くは続かないだろうし、いつまで続けられるかもわかりません。

でも、だからこそ、今できることをキッチリやっておかないと、絶好のチャンスに乗り遅れてしまうことになります。

株を例にあげれば、少し前はパズドラが大ブレイクした「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」などのネット株を買えば大儲けができましたが、今では10倍とか100倍になるような株はそうそう見当たりません。あの頃に買っていなければ、株なんてなかなか儲からないのです。

仮想通貨も同じで、「仮想通貨は怪しい」などと言ってたら、絶対に儲けることはできません。乗る時にしっかりと乗っておかないと、むざむざと機を逸してしまうことになるのです。

そういう意味で、山投資をやってみたいと思うなら、今すぐにでも始めた方がいいと思います。