VRやARを駆使して「墓参では故人がホログラムのように出現」

繰り返すがウーブン・シティの街づくりにおいては、寺や神社を設置して「心」や「見えざる存在」を大切にしてほしい。だが、旧態依然とした寺院では面白くない。

VR(仮想現実)やAR(拡張現実)など、デジタル技術を駆使した参拝空間を実現できればユニークだ。ヴァーチャルで極楽や地獄を体験できたり、墓参では故人がホログラムのように出現して、遺された人と対話できるようなものがあったりすると、若い人も墓参りに訪れるのではないか。お布施も、完全キャッシュレス決済にして、一部を弱者救済のために使う。

2019年2月26日、公共の駐車場に停められたレクサスUX(トヨタグループ)のハイブリッドバージョンのSUV車=スペイン・シッチェス
写真=iStock.com/Tramino
※写真はイメージです

そして、寺社を中心にした地方創生モデルをウーブン・シティで構築してほしい。寺院や神社に人が集まる構図ができれば、地域全体が盛り上がっていくことだろう。その実証実験を、ウーブン寺院でやってもらいたいものだ。

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