毎日が単調だ。退屈だ。通勤電車に揺られるたびに、このサラリーマン生活に疑問を抱かずにはいられない。どうしてみんな平気なのか。仕事に追われて鼻高そうにしている中年なんて、かっこ悪い。新時代を生きる2年目編集部員が、新しい働き方を探しにハワイに向かった。

災害時も出社する日本のサラリーマン

なぜ我々は毎日スーツを着て会社に出社する必要があるのだろうか。

ビーチでリラックスしながらノートパソコンでメールを読んでいる人
写真=iStock.com/grinvalds
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自宅でコーヒーでも淹れながら、スウェット姿でラジオでも聞いているほうがよっぽどいい案が浮かびそうだ。そんなことを頭の中で考えながら、私たちサラリーマンは満員電車に乗って今日も会社に向かう。

2019年に日本列島を襲い、甚大な被害を記録した台風19号。NHKの調べによると、死亡が確認された人数のうち、「仕事中」や「通勤・帰宅中」など仕事に関連して屋外を移動している間に被害にあったとみられる人がおよそ15%にのぼった。出社などせずに静かに自宅待機をしていれば、この15%の人々は命を落とさずに済んだはずだ。

彼らが会社員であるのか自営業者であるのかは定かではないものの、あの状況で出社を強いられた会社員もいる。台風の影響で構内が浸水し、エスカレーターやエレベーターなどが故障したJR武蔵小杉駅では、利用客が殺到し、1時間の渋滞が発生。その多くが会社に向かおうとするサラリーマンたちであった。