最初に投資に回すと決めた範囲内で運用すること

さらに、どれだけ儲かっても、最初に投資に回すと決めた範囲内で運用することです。そうすれば万が一、損失が出たとしても、損失は最小限に食い止められるはずです。

人が投資で失敗するのは、必要な生活資金に手を出したり、借りたお金を投資に回したりして、損失を広げてしまうからです。

投資をしたがために借金を迫られ、歯車がズレて自己破産……という最悪のシナリオを避けるために必要なのは、投資にいくらまで使ってよいかを設定し、そのルールのうえで投資を行うことです。

黒田尚子
ファイナンシャルプランナー
CFP1級FP技能士。日本総合研究所に勤務後、1998年にFPとして独立。著書に『50代からのお金のはなし』など多数。
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