「会いたい人に100人会う」ことで得るもの

私が代表を務める会社でも新規事業をしています。でも、1年半ぐらいは何をやっても思った通りの結果が出ないものです。第1次元の結果だけを求めていると途中でめげそうになります。

大切なことは、行動し続けることでヒントや出会いがあると信じること。そして、そのきっかけを得てプロセスをスタートさせ、発展させることで必ず最適解にたどり着きます。答えがない課題は最適解を見つけ続けるために行動を繰り返すことです。これこそ、「動きながら考えよ」とよく言われるゆえんです。

この時に重要なのは、“スパーク”する可能性のある行動を選択することです。スパーク行動とは、小さな一歩でも新しいヒントや出会いが出てきそうな効果的な行動を選ぶこと。直感で、脈がありそうだなと思うこと。それにトライするのです。

たとえば、自分のやりたい仕事を見つけたいとします。家の中で本を読み続けて、天職が見つかるならば簡単ですが、そうはいきません。本を読むという行為は悪くありません。ただ、それにプラスαすることで仕事発見率が高まるのです。いつもの思考・行動パターン(読書)に固執していると、かえってそこから抜け出すのに苦労することがあります。

とりわけ大事なのは「新しい人と会う」だと思います。

私の知り合いで事業が行き詰まったら「会いたい人に100人会うプロジェクト」を行なっている人がいます。事業のパートナーとして組めるという計算をして会うのではなく、自分が心から会いたいと思う人に会うことがポイントなのです。

その結果、一緒に何かやりましょうという出会いになったり、事業への有効なアドバイスが貰えたり、相手の話を聴いていて直感が湧いたりします。

人は人からエネルギーをもらいます。メールや電話より、フェース・トゥ・フェース。そこにエネルギーの交流のようなものが生まれると思います。

とりあえず、仲間と映像を制作してみる、興味のあるコミュニティーに参加してみる。気軽な気持ちで一歩前へということです。

新しい人・モノには自分が知り得ないヒントが詰まっている可能性があります。行き詰まったら、「理想とする人と会う」「小さく試す」をお勧めします。私がカウンセリングしている多くの経営者やビジネスパーソンでその後「道が開けた」人によれば、イメージ的には「3%ずつの改善を毎回決めて、少しずつ良くしていくこと」を続ければ、最適解にたどり着く可能性が高くなるといいます。