汚字コンプレックスに悩む3人が書き比べ

▼試し書きした人
ミミズのような字代表 プレジデント ファミリー 編集F
美しいノート術の東大生や、有名中学校合格者の取材では、ノートを見られないようにガード。筆圧は強め。
 
子どもっぽい字代表 プレジデント ネクスト 編集N
普通に書いた取材ノートの字を速記と間違われた経験あり。履歴書の字に愕然とし、出すのをやめたことも。筆圧は強め。
 
左利き代表 プレジデント ライターP
バランスが悪く糸くずのような頼りない細字。書いた字を指でこすってしまい、指にインクが付くこと多々。筆圧は弱め。
 

※価格はプレジデント編集部調べ。書き比べは9cmの枠内に書いたものを縮小して掲載しています。

【A】プラチナ万年筆「preppy」0.5mm中字●200円+税


「プレピー」を試したら?

万年筆に1万円出すのはちょっとな、という方向けに、手軽に万年筆を楽しめる1本です。インクの濃淡もしっかり味わえます。200円という驚きの低価格にもかかわらず、インクカートリッジの交換も可能。万年筆はインクが固まって嫌という人もいると思いますが、これはキャップが特殊構造で、1年経ってもインクが乾きません。中字がおすすめですが、ほかに細字と極細もあります。(土橋氏)

 

【B】呉竹「ZIG Letterpen COCOIRO(ココイロ)」本体150円+税/リフィル200円+税


「ココイロ」を試したら?

筆ペンメーカーの同社が、今までの筆ペンのイメージを変えた新感覚ペンです。サインペンやボールペンとは違い、芯先に弾力があるのが特徴で、日本語の“「とめ」「はね」「はらい」”もしっかりと書けます。ボディの色が16色、インク色は12色あり、組み合わせも楽しめます。インクの色は和を感じさせる色み。書き味は少々硬めな印象です。(土橋氏)

 

【C】三菱鉛筆「ユニボール シグノRT1」0.5mm●150円+税


「シグノRT1」を試したら?

ボール径が0.28mm、0.38mm、0.5mmと3種あり、極細描線が書けるゲルインキ(※)ボールペンです。カリッとした書き心地で、手帳などの狭い範囲に書く際のペンとしてお勧め。ノック式ペンはペン先にたるみや動きを感じるものもありますが、これは一体感があります。グリップがあって持ちやすいうえ、グリップと軸とのつなぎ目がわかりにくいスタイリッシュなデザインです。(彩織氏)
※水性と油性の中間のインク。滑らかに書け、にじみにくい。