安倍内閣の“看板娘”、小渕優子経済産業相の評判が芳しくない。

経産省担当記者が言う。

「記者会見で小渕経産相は官僚が用意した想定問答の作文を棒読みするばかり。原発問題やTPPなどの重大な課題を抱えているため、失言や失態を恐れ、官僚の振り付けに従っているのだろうが“棒読みなら誰でもできる”と記者団から顰蹙を買っています」

安倍首相は自らの内閣を「女子力開花内閣」と名づけているが、そのシンボル的存在が、40歳で重要閣僚に大抜擢された小渕経産相である。

小渕氏は当選5回。少子化担当大臣を経験しているが、特別に目立った実績はない。

自民党関係者が話す。

「小渕氏は、集団的自衛権の行使容認問題で安倍首相を批判して自民党三役から外された野田聖子前総務会長の子分格。しかも昨年暮れの安倍首相の靖国参拝を揶揄するような発言をして、入閣は難しいのではとささやかれたことも。その小渕氏が大抜擢されたのは、小渕恵三元首相の愛娘という父親の七光のお陰。何しろ父親の小渕首相は、金融再編や税制面で経済界をバックアップ。お陰で娘も経済界の人気が高く、今回の抜擢につながった」

だが、ある自民党代議士は小渕氏には「脇の甘さがある」としてこう語る。

「小渕氏は政治資金で実の姉が作ったブランド品を頻繁に購入しているそうです。政治資金の原資は支持者らから集めた寄付、献金という浄財であり公明正大さが不可欠。自民党内では疑問の声も出ています」

小渕氏の政治資金管理団体『未来産業研究会』の収支報告書(2012『平成24』)年分)によると、同会は都内のK社に合計11回、約76万円を「品代」名目で支出している。

「実はここは小渕氏の実姉(デザイナー、イラストレーター)がデザインした商品を置くオリジナルショップ。もし小渕氏が政治資金で姉の品物を買っていたら、痛くもない腹を探られるだけ」(同前)

日本初の女性宰相と目されている小渕氏。「李下に冠を正さず」だ。