免疫とは、体を守る防御システムのこと。安保徹医学博士が、毎日簡単にできる免疫力アップの方法をご紹介。免疫力を高めて病気知らずの体に!

軽い運動を毎日続けて、血流と筋力をアップ

免疫力を高める効果バツグンなのが運動。筋肉を動かすことで発熱し、血行がよくなる。また運動によってたまった疲労物質を取り除くためにも、体は筋肉に血液を送りこむ。それでますます代謝がよくなるからだ。

しかし現代人は圧倒的に運動不足。デスクワークばかりでは体が冷えてしまう。意識して体を動かすようにしたい。ただし毎晩遅くまで仕事をしている人が、さらに夜中にジムに行き、歯を食いしばって激しい運動をするような無理をしてはいけない。睡眠不足になるうえ、交感神経が優位になりすぎてしまうからだ。お勧めは軽い体操や、ウオーキング、ラジオ体操など。仕事の合間や夜寝る前などに、少しでも体を動かすことを習慣づけよう。運動の習慣は免疫力を高め、ストレスを跳ね返す力をつけてくれる。

●屈伸と股割り運動

膝に手を置き、ゆっくりと膝の屈伸をする。また両脚をできるだけ大きく開き、爪先を外に向けて腰を落とす「股割り」も股関節を鍛える。

●8の字運動

両手を伸ばして頭の上に上げ、体をひねりながら空中で8の字を描く。ウオーキングなどでは鍛えられない上半身の筋肉を動かせる。

●ゆさぶり運動

リズミカルに膝の屈伸をしながら、腰を左右に、腕を前後に動かす。氷川きよしの「ズンドコ節」の振りのような動き。全身の血行をよくする。

●腕振り運動

伸ばした両腕を体の脇で振り子のようにできるだけ大きく振る。後ろに振るとき肩甲骨を意識しながら行うと肩こり対策としても効果的。

医学博士 安保 徹
1947年、青森県生まれ。医学博士。元・新潟大学大学院医歯学総合研究科教授。著書に『人がガンになるたった2つの条件』『免疫革命』『病気は自分で治す』など多数。