2014年1月11日(土)

正月太り解消!カロリー消費が2倍になる歩き方

太ももを強くすると「太らない」「超健康」になる【1】

PRESIDENT BOOKS /PRESIDENT Online スペシャル

著者
宮崎 義憲 みやざき・よしのり
東京学芸大学名誉教授

1947年宮崎県生まれ。71年東京学芸大学大学院修了。医学博士。中学の体育教員を目指して東京学芸大学に進学するも、人の身体や脳の機能に興味を持ち、バイオメカニクス(身体運動学)や運動生理学を真剣に学ぶために、大学院に進学。 運動生理学を学ぶことによって、「健康と運動の関係」を深く探究。とくにウォーキングの研究では定評があり、厚生省の「健康日本21」の啓もう活動などによる運動ブームによって、1990年代に起こった「ウォーキング・ブーム」の火付け役と言われた。マスコミでも引っ張りだことなり、生活ほっとモーニング、ためしてガッテン(NHK)、発掘!あるある大辞典(フジテレビ)、花まるマーケット(TBS)などの健康特集には欠かせない存在となる。 また30年に及ぶ「健康市民講座」も大人気で、「ウォーキング」や「ダイエット」の話を中心に、講演回数は1000回を超える。健康運動指導士、体力づくり運動指導員など、指導者育成のための活動も見逃せない。日本ハムファイターズ監督の栗山英樹さんは、大学時代の教え子である。 主な著書に「息長く歩いて生き生き!」「脳をよくする簡単トレーニング」「宮崎教授のダイエット講座」など多数。現在は東京学芸大学名誉教授。関東学院大学や津田塾大学で非常勤講師もつとめる。

執筆記事一覧

東京学芸大学名誉教授・医学博士 宮崎義憲
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“太もも”を中心とした下半身の強化を説いた健康法が、幅広い男女から高い支持を得ている。静脈の血液を上半身に押し上げるポンプである“太もも”は「第二の心臓」と呼ばれ、健康や長寿の秘密が隠されている。また“太もも”などの下半身の強化は、肩こり・腰痛・高血圧・糖尿病・狭心症・便秘・不眠などの症状の改善につながり、さらに太らない体質を作りダイエットにも大きな効果がある。ヒット書籍『太ももを強くすると「太らない」「超健康」になる』の著者で、ウォーキングの第一人者、東京学芸大学名誉教授・医学博士の宮崎義憲氏が、手軽に出来る簡単体操を交えながら独自の“太もも健康法”を語る。

厚生労働省「国民健康・栄養調査結果の概要」(平成22年)によると、日本人の肥満の割合は男性30.4%、女性21.1%。つまり男性の3人に1人、女性の5人に1人が肥満なのです。

ちなみに肥満の判定にはBMI指数が用いられています。体重(キロ)を身長(メートル)で2回割って算出し、日本人の場合はBMIの値が25以上で肥満と判定します。155センチの人なら体重61キロを超えるあたりから肥満度1に、170センチなら73キロを超えるあたりから肥満度1に判定されます(BMIS資料より)。

肥満イコール不健康というわけではありませんが、肥満度が2、3、4と進んでいくと血糖値やコレステロール値、中性脂肪値が上がり、また肝臓の健康度を示す検査値GOTやGPTも上昇していきます。これらの数値で異常値が長期間続けば、糖尿病や高脂血症、高血圧症、さらには膝関節症といった生活習慣病にかかる危険度が大幅に高まります。

ちなみに年代別に見ると肥満の割合は男性では50代が37.3%と最も高く、次いで40代が35.2%。一方、女性は年齢が上がるにつれて肥満の割合が高くなる傾向があり、70以上で27.1%と最も高くなっています。つまり肥満は男女とも40代以降に増えていくということです。

40代を過ぎたら、年を重ねていくたびに、太らないよう注意したほうがいいということです。

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