「dancyu食堂」とは?――dancyu編集長・植野広生より
たとえばシンプルな味わいの生姜焼き定食であったり、焼売や小鉢をつまんで一杯呑んだり。昼も夜もみんなのオアシスのような空間、ちょっとした旨さでみんなが笑顔になる場、かつては町のあちこちに当たり前のように存在していた食堂を目指します。
とはいえ、ノスタルジーを売りにするわけではありません。決して高級なものでなくても、珍しいものでなくても、全国各地の旬の食材や生産者の思いやストーリーとともに“その時々の美味しさ”をお届けしたいと思います。
今日食べて美味しくて、明日も食べたくなる。この先もまた食べたくなる。食べれば笑顔になり、元気になる。
そんな“美味しい幸せ空間”にしていきたいと思っています。
dancyu編集長・植野広生
メニュー紹介
編集長・植野の言葉にもあるとおりdancyu食堂が目指すのは「毎日食べたくなるような“ふつうの美味しさ”」です。
料理はすべてオリジナルで開発し、高価な素材や特別な調理法を用いるのではなく、季節の食材を丁寧に料理することを心がけます。
ドリンクも定番のもののほか、オリジナルビール「生姜焼きのためのペールエール」などdancyu食堂ならではのものも用意しました。
今後、誌面の企画と連動したメニュー開発も行う予定です。ゆくゆくはコラボメニューなども提供できればと考えております。乞うご期待!
メニューの一例(価格は税込み)
「生姜焼き定食」(1480円)
上品な脂の甘さが特徴の千葉県匠味豚を使用。豚肉の旨味を感じられるよう、肩ロース肉を適度な厚さにカットしています。
あと引く美味しさを追求し、数種の野菜や果実のすりおろしを加えたタレで仕上げました。生姜の風味の中にも、野菜や豚肉の甘味を感じられる味わいをお楽しみください。
定食のご飯はすべて「たかたのゆめ」を羽釜で炊きあげています。甘味が強く、炊きたてはもちろん、冷めてもおいしくつややかで、どんなおかずとも相性よくお楽しみいただけます。
「肉焼売/野菜焼売」(肉焼売は2個、野菜焼売は3個で450円)
“肉焼売”は、挽き方を変えた3種類の豚挽き肉を合わせ食感を出しています。少し小ぶりな“野菜焼売”は対照的に柔らかく、野菜の甘みを感じる味わいです。
「生姜焼きのためのペールエール」(ハーフ240ml 700円/フル480ml 1400円)
宮城県気仙沼市の「ブラックタイドブリューイング」で醸造するオリジナルビール。dancyu食堂の生姜焼きに合うビールをコンセプトに開発しました。
店内紹介
店内はすべてカウンター席で、1人でも気軽にお立ち寄りいただけます。席数は着席のメインカウンター20席と、最大7名まで利用可能な立ち飲みカウンターの計27席です(新型コロナウイルス感染防止対策等の影響で、席数を減らして営業している場合がございます)。
飲食するカウンターの天板は、ヒノキを使用。「居心地のよく飲み食いできるカウンター」にするため、クラウドファンディングで支援と意見を集めて制作しました。しっかりと厚みのある無垢材を使用しているため、グラスや皿を置いた時の音が穏やかで、落ち着いて食事やお酒をお楽しみいただけます。
立ち飲みカウンターで小鉢や一品料理をつまみにさっと呑むもよし、メインカウンターで定食をつまみに呑むもよし。その日の気分に合わせて、お楽しみください。
いつでも食いしん坊が集える場所に
dancyu食堂は期間限定の出店ではなく、恒常的にグランスタ八重北内で営業を続けてまいります。食事、ドリンクともにメニュー開発を重ねて季節メニューや新メニューを随時追加する予定ですので、今後の展開にご期待ください。
食べることが大好きな“食いしん坊”が楽しく集えるお店になるよう、今後もさまざまな取り組みを続けてまいります。
【住所】東京都千代田区丸の内1丁目9番1号 JR東日本東京駅構内1階グランスタ八重北内
【電話番号】03–6810–0525
【営業時間】11:00~22:00(L.O./定食・一品料理は21:00、小皿料理・豆皿料理・ドリンクは21:30)
【定休日】無休(施設に準ずる)
【アクセス】東京駅直結