環境大臣賞/環境フォト大賞「金波銀波の物語 海王丸がゆく」
環境大臣賞/環境フォト大賞「金波銀波の物語 海王丸がゆく」
写真を通じて、多様な人々が環境について語り合うきっかけをつくりたい――。このような思いから1994年にスタートした「環境フォト・コンテスト」は今回で31回目を迎えました。本コンテストは、6月より募集を開始し、10月の審査会にて作品を審査、そして翌年1月の『PRESIDENT』にて発表する、という取り組みです。今回も1万点以上もの作品が寄せられました。この記事では、環境フォト・コンテストの詳細と今年の最終審査会についてご紹介します。

撮影者の地球への思いを写すコンテストとして進化し続ける

環境フォト・コンテストは、「写真が語るエコロジー」というキャッチフレーズを掲げて1994年にスタートしました。第2回からは環境省の後援を受け、今年で第31回を迎えています。

本コンテストの特徴

①協賛企業の思いが込められたテーマが寄せられる

協賛企業が自社の地球環境に対する理念や具体的な取り組みなどにちなんだ募集テーマを決定。応募者は、各社のテーマを自分なりに解釈した上で、その写真に込めた思いとともに応募くださいます。誰もが理解できる「写真」という形で、企業の地球や環境に対する思いを伝えられる機会になっています。

「環境フォト・コンテスト2025」の受賞作品
「環境フォト・コンテスト2025」の受賞作品

②長期的な取り組み

本コンテストは、6月の告知から翌年1月の受賞作品の発表とPRESIDENT Onlineでのタイアップまでの、長期的な取り組みです。特にコンテストの応募期間は、プレジデント社発行の各種媒体、コンテスト公式Webサイト、チラシ・ポスター配布、各種SNSでの情報発信など、露出を増やすための認知度アップが期待できます。

次回「環境フォト・コンテスト2026」のスケジュール。※予定
次回「環境フォト・コンテスト2026」のスケジュール。※予定

大賞作品は協賛企業・受賞者が集まる「最終審査会」にて決定

8月後半に各社の受賞作品が決定後、その作品のなかから「環境フォト大賞」を選定します。「環境フォト大賞」の選定は、各社の優秀賞、大学生部門の受賞作品を表彰する「最終審査会 表彰式」にて行います。

「環境フォト・コンテスト2025 最終審査会 表彰式」は、10月28日(月)に行われました。ご後援いただいている環境省の大臣官房政策立案総括審議官・中尾豊様、審査委員長の加藤三郎様、審査副委員長の中谷吉隆様、協賛各社のご担当者様、各賞の優秀賞受賞者の方にお越しいただきました。

第1部は審査副委員長である写真家の中谷吉隆様の受賞作品へのご講評。受賞者の皆さまは、ご自身や他の作品がどのような視点で選ばれたのか、真剣な様子で聞いていました。

審査副委員・写真家の中谷吉隆様からのご好評の様子
審査副委員長・写真家の中谷吉隆様からのご講評の様子

第2部では各部門の表彰を行います。まず、協賛各社から募集テーマや、作品の選定理由について一言いただいた後、受賞者の方に壇上で賞状、記念品などをお渡しし、ご自身の作品に込めた思いをお話しいただきました。大学生部門は選定を担当した雑誌『PRESIDENT』の星野貴彦編集長が選定理由を述べ、入賞作品3点を表彰しました。

大学生部門の選定理由を述べる『PRESIDENT』星野貴彦編集長
大学生部門の選定理由を述べる『PRESIDENT』星野貴彦編集長

全ての募集テーマの表彰終了後、一般部門の大賞である「環境フォト大賞」および、大学生部門の大賞である「環境フォト特別賞」を決める投票が行われます。「環境フォト大賞」は、一般部門の各協賛社の優秀賞の中から、「環境フォト特別賞」は大学生部門の入賞作品3点から、参加された協賛社の皆さまと環境省、そして審査員3名の8投票でそれぞれ大賞の1作品が決まります。

受賞者との集合写真
受賞者との集合写真

最終審査会で選ばれた大賞作品は、翌年1月の『PRESIDENT』にて発表されます。

その後、Webメディア「PRESIDENT Online」にて協賛企業各社とのタイアップ記事を掲載。受賞作品の紹介とともに、より詳しく参加企業の環境やこれからの取り組みをお伝えします。このタイアップ記事の公開をもって活動が終わります。

写真を通じて企業の思いを知ってもらう取り組みをこれからも

本コンテストはまさに、協賛企業と各テーマおよび環境フォト・コンテストに共感して応募してくださった方々との“共同作業”で作品が制作されます。誰もが理解できる「写真」という手段だからこそ、各企業の思いがダイレクトに伝わる活動になっています。

そして、次回「環境フォト・コンテスト2026」も開催予定です。写真のご応募は2025年6月下旬から開始予定です。詳細は2025年6月27日発売号の雑誌『PRESIDENT』にてお知らせいたします。

32年目となる次回は、2025年4月25日(金)までご協賛を受け付けております。環境フォト・コンテストへのご協賛、およびプレジデント社の主催するイベントについて何かご不明な点等ございましたらお問い合わせください。