未知なる食体験の魅力を伝え、JR東日本の新しい旅のスタイルを訴求
東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)が提供する「どこかにビューーン!」。JR東日本の共通ポイント「JRE POINT」を使って、新幹線停車駅の「どこか」に旅行できるユニークなサービスです。dancyu総研は、新しい食体験との出会いという観点から、「どこかにビューーン!」の楽しみ方を分かりやすく伝えるコンテンツを制作し、サービス利用を促すサポートをしました。

「どこかにビューーン!」は、JRE POINTを5000または6000ポイント使って、JR東日本エリア内の新幹線指定席往復チケットを入手できるサービス。ただし、行き先は指定できません。申し込みサイトに発着駅や日付、時間帯などを入力すると、JR東日本エリアの新幹線駅の中から4つの行き先候補が表示され、そこから1つの駅が選ばれる仕組みです。ポイント利用の促進を通じて会員の満足度を向上させることを狙って2022年12月にスタートしました。

どこをお薦めされるか分からないというエンターテインメント性からリピーターも多いサービスですが、一方、はじめての旅行先で何をしていいのか分からないという不安から、利用に二の足を踏むJRE POINT会員がいたのも事実です。そこで、地方の食と食文化に通じるdancyu総研のスタッフは、「どこかにビューーン!」の目的地となっている6つの駅について、その地域に根差した食文化、名物料理を提供する飲食店や宿、そして料理の魅力を引き立てるその土地の日本酒・ワインの生産者などを取材。旅先での食体験を充実させる記事を制作して、「どこかにビューーン!」の申し込みサイト内に掲載しました。

どこかにビューーン!

また、月刊誌『dancyu』2024年3月号(2月6日発売)にもタイアップ記事を掲載。この記事のリプリント10万部は、JR東日本の主要駅や観光情報の発信・相談拠点である「駅たびコンシェルジュ」のパンフレットラックに配架されました。

リプリントの表紙(左)と中面に掲載したタイアップ記事(右)
リプリントの表紙(左)と中面に掲載したタイアップ記事(右)

紹介した6駅は、東北新幹線の水沢江刺駅、上越新幹線の浦佐駅、北陸新幹線の上田駅、山形新幹線の大石田駅と赤湯駅、秋田新幹線の田沢湖駅。多くの人にとって、旅先としてすぐに思い浮かぶ有名観光地とは言えない土地ですが、独自の食文化がしっかりと息づいています。

「最上川千本だんご」の季節メニュー/「新茶家」の炊き込みご飯
【写真左】山形のだんご文化を代表する大石田にある名店「最上川千本だんご」の季節メニューの春いちご(左)と焼きみそバター(右)。【写真右】南部鉄器のまち・水沢江刺にある老舗料亭「新茶家」の懐石料理コースで提供される、「OIGEN」の羽釜で炊く炊き込みご飯。

6駅の周辺エリアを紹介するにあたって心がけたのは、単なるお店や料理紹介にしないことでした。JRE POINT会員の中には、各地への出張が多く食に対する経験も豊富な人たちもいます。こうした人々は、旅先の気候風土や歴史、習俗との関わりの中で、どのように食と食文化が発展してきたかという知識欲も旺盛です。そこで地域の食を支える生産者や料理人の丁寧な取材を通じて、土地と食の結びつきを解き明かしました。“「知る」はおいしい。”をコンセプトとするdancyuらしいコンテンツと言えるでしょう。

「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」のオーナー・玉村豊男さん/「最上川千本だんご」の代表取締役・五十嵐智志さん(中央)とスタッフの皆さん
【写真左】日本ワインを牽引してきた上田にある「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」のオーナー・玉村豊男さん。【写真右】山形のだんご文化を代表する大石田にある名店「最上川千本だんご」の代表取締役・五十嵐智志さん(中央)とスタッフの皆さん。

dancyu総研制作のコンテンツについて、JR東日本の担当者は「知らない駅であっても、こんな食文化があるなら行ってみたいと思ってもらえる出来」と評価します。JR東日本とともに「どこかにビューーン!」を共同で運営するNRIデジタル、野村総合研究所の担当者は「旅先でのわくわく感をより一層感じてもらえる」と語ります。

“おいしい”で企業や自治体を元気にするdancyu総研。食の総合メディア『dancyu』を通じて育んできた知見と専門家ネットワークを皆様の課題解決にお役立ていただきたいと思います。お気軽にお問い合わせください。