あらゆる業界の企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を迫られる現代、中でも海外との激しい競争にさらされ、DXが生産コストに直結する製造業にとっては、DXは喫緊の課題だ。しかし現実にはデジタル人材の不足がネックとなっている。この隘路を突破するには、社内にデジタル人材を育て、DXの「内製化」を実現することこそ、最良のソリューションといえる。そこで注目されるのが、DXに取り組む顧客企業を人材育成から技術支援まで一貫してサポートする企業、STANDARDのサービスである。

アイデア、投資判断、技術開発「三つの壁」を破るには

製造現場を持つ日本企業の多くは、DXにまだ取り組めていない「DX未着手」か、散発的な実施にとどまっている「DX途上」レベルにあるのが実情だ。前者はDXリテラシーが低く「DXの本質が理解できていない」「何から始めたらよいのかわからない」ということが多い。後者は「どのような技術をどう使えばよいのかわからない」という「アイデアの壁」、「実現性や投資対効果に不安が残り投資に踏み切れない」という「投資判断の壁」、そして「開発リソースや技術力の不足によりプロジェクトがうまく進まない」という「技術開発の壁」に突き当たっているのだ。

こうした課題を解決するため、リテラシー教育、コンサルティング、受託開発・技術支援という3ステップのサービスで、顧客のデジタル変革をサポートするのがSTANDARDだ。100名を超える従業員の多くがDXコンサルタントやデジタルエンジニアで構成されており、顧客自らが自立してDXを実現できるようになること、すなわち「DXの内製化」を目標としている。また、全社員がDXを自分事として捉え、社内で連携しながら課題をデジタルで解決していくという、DXアイデアが枯渇しにくい「デジタルネイティブな組織」を啓蒙けいもうしている。

現場主導の側面が強い製造業においては、DXについても現場の従業員の意識改革が不可欠。STANDARDの提供するオンライン研修「DXリテラシー講座」は、この点からも多くの製造業大手の支持を得ている。それは東証プライム上場企業100社を中心に、すでに650社を超える導入実績があることからもうかがえるだろう。

講座がそのまま「DXアイデア出し」の場に

DXリテラシー講座は最短1日で修了できるカリキュラムだが、最大の特長は「アイデアを生み出す仕組みがある」ということ。これには解説が必要だろう。

講座ではまず、STANDARD独自の教材を使い、DXの本質や10種類のデジタル技術を幅広く解説する。さらに、実践的なDXプロジェクトの進め方についても解説しており、そこには50件のDX活用事例が盛り込まれ、初心者でも納得しやすい構成となっている。

そしてカリキュラムの中には、「自社の課題を踏まえ、研修で習得した技術がどう使えるか」を考えるための仕組みとして、課題発見と解決策の各フェーズに分けて、収益インパクトや削減コストなども考慮しながらDXアイデアを創出していくステップも設けられている。

これは知識の習得だけにとどまらず、収益につながるアウトプットを出すのが狙いである。受講生のアイデアが各社独自の新規事業や業務改善プロジェクトに発展していくケースもあり、そのため一部の顧客企業からは「費用対効果が高い」と好評なのだ。

DXの基本を学びつつ、DXプロジェクトの進め方まで体系的に学習できるのがこの講座。STANDARD自身に多くの企業とDXプロジェクトを進めてきた知見があるため、コンテンツ自体もきわめて実践的だ。

すでに多くの大企業がSTANDARDのDXリテラシー講座を活用している。最近では、東証プライム上場企業の大手製造業が次々と導入、受講者や人事担当者から、「系統立てて説明がされているのでわかりやすい」「受講によるアイデア創出から、プロジェクト化につながった」といった評価の声が届いている。

現在、製造業におけるDXの必要性と代表的な事例、その効果について紹介するホワイトペーパー『製造業のDX』が期間限定でダウンロード可能となっているので、ご興味がおありの方はぜひ参照いただきたい。

-- ホワイトペーパーの配布は終了しました --