1970年代から太陽光による創エネルギーシステムの研究開発に取り組むなど、長年にわたり省エネ住宅に取り組んできたミサワホーム。「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」「調エネ」の4つの機能を持つスマートハウスは単体でのエネルギーの最適化にとどまらず、「スマートシティ」実現につながる提案だ。

昼間は太陽の光や熱を取りこみ発電・蓄熱、夜は蓄電池にためた電気の活用などエネルギーを無駄なく利用する住まい。

快適に暮らしながら
地域や環境にも貢献

家をつくることは、そこで営まれる新しい生活や生まれ育つ子ども、すなわち、家族の未来をつくることだ。安全で快適な未来をつくるために、ミサワホームは常に時代を先取りしてきた。

環境配慮の取り組みも早く、1970年代に、すでに太陽光による創エネルギーシステムの開発に着手している。99年には世界初のゼロ・エネルギー住宅を、2009年にはゼロCO2・ゼロエネルギー住宅を開発。

2010年に発表した「ECOフラッグシップモデル」では、建設から解体まで、住宅のライフサイクル全体を通じたCO2排出量の収支をマイナスにすることを可能にした。

東日本大震災の発生とそれに伴う電力不足の問題がクローズアップされて以来、にわかに「スマートハウス」が注目を集めているが、ミサワホームが目指しているのは、住宅単体におけるエネルギーの最適化にとどまらず、将来の「スマートシティ」実現につながる住宅づくりだ。

地域コミュニティーのエネルギー需給網の一部として機能し、社会のインフラの役割を担う。家を建てることが、家族の快適な暮らしの実現だけでなく、地域との絆やよりよい環境をつくることにもつながる。それが、ミサワホームの考える「スマートハウス」のあるべき姿である。